デイトレードの実績_2023年10月第3週

10月第3週は、9通貨ペアで+272.3pipsとなりました。今年の最低の週となりました。18回トレードし、15勝3敗、勝率83.3%となりました。11回もトレードを見送っています。USDJPY・GBPJPYはトレードを行いませんでした。また、月曜日はトレードを行っていません。金曜日も本来は見送るべきでした。週を通して手掛けにくい相場でした。

デイトレードにおいては、1時間足のチャートを見るだけで、判断することができます。ノウハウは個別コンサルティングにて提供しています。ご興味のある方は、お問合せください。

今日の環境分析 2023年10月20日

 昨日は、注目されたFRB議長の発言がありました。その中で、米国のインフレ率は高すぎるとし、現状の金融政策は引締め過ぎではないと発言しました。追加利上げに関しては言及しませんでしたが、足元の長期金利の上昇を受けて、現時点での利上げの必要性はないと明言しました。今週これまでに多くのFRB理事が発言した内容に沿ったものでした。このため、次回のFOMCでの利上げの可能性はほぼゼロになったものと思われます。また、新規失業保険申請件数は9か月ぶりの低水準となり、労働環境の堅調さを示しました。なお、今朝方、米国10年債利回りは2007年以来の5%台の大台に乗せました。

 通貨相関からは、USD・EURの強さが続いています。JPYも堅調な展開になっており、USDJPYは150円を目前に控えながら、上値の重い展開になっています。GBPはEUR対比での弱さが加速しており、マイナー通貨とともに弱い通貨群になりました。上位足から下位足まで相対的な強さの揃っているUSD・EURを軸に通貨選択をしたいと思います。

 本日は、日銀総裁の発言に注目です。前日のFRB議長の発言や現在の為替水準をどう判断するのか内容を注視したいと思います。朝に発表される全国消費者物価指数の内容にも注目されます。その他、英国とカナダの小売売上高にも注目です。週明け月曜日は、ニュージーランドと中国が祝日のため金融市場は休場となります。

今日の環境分析 2023年10月19日

 昨日は、全般にボラティリティが低下し、小動きに推移しました。方向感のない展開が続いており、判断の難しい局面になっています。中東情勢においてガザの病院爆発により緊迫度合いを高めており、リスクオフの動きが強まったことから金の上昇につながっています。

 通貨相関からは、NZD・CADが弱く、EUR・GBPが強い動きになっています。週末のニュージーランドの政権交代以降、NZDの動きの弱さが目立っています。USDの強さは一服しており、下位足の動きが上位足に波及してくるのか、本日のFRB議長の発言が方向性を決めるものと思われます。上位足から下位足まで相対的な強弱が揃っているEUR・GBPに注目したいと思います。

 本日は、FRB議長の発言に注目です。連日FRB理事から、米国金利の上昇を受けて年内の追加利上げに懐疑的な発言が続いています。FRB議長からは、こうした内容に沿った発言になるのか、否定的な内容になるのか、注目されています。市場では、議長発言待ちの動きにもなっています。USDJPYは150円台が目前にありますが、FRB議長の発言次第では急激なドル安の可能性があるので警戒したいと思います。逆に、さらなる利上げに積極的な内容の場合には、150円台で円安ドル高が加速する可能性もあり、その場合には為替介入にも警戒する必要があります。その他、オーストラリアの失業率にも注目したいと思います。

グループコンサルティング

コンサルティングルームの風景_3

普段は、個別コンサルティングをしているため、
ZOOMで1対1で学習していただきます。
学習効果はありますが、トレードの仲間をつくることができません。

私自身、多くの教材・スクールで学んできましたが、
一番の財産は同じ目線にたてるトレーダー仲間と出会えたことです。
生涯の大切な友人を得ることができました。

こうした自分の体験をMark’s Tradeを学ぶコンサル生にも提供したく、
ともに学ぶコンサル生やコンサル期間修了生の交流の場を設定しました。
月に1回1時間、現状を報告したり、
互いにアドバイスをしたりしています。

個別コンサルで注意するよりも、
グループコンサルでお互いの位置づけを確認する方が効果的なようです。
お互いの位置づけといっても、ライバル視することではありません。

いつも、みなさんに

 「ライバルは昨日の自分だけ」

と伝えています。

グループコンサルティングと表していますが、
コミュニティの場になることを願っています。

幸いなことにコンサル生はみなさん極めて常識人であるため、
お互いをリスペクトしており、
素敵なコミュニティができてきそうです。

今日の環境分析 2023年10月18日

 昨日は、クロス円に大きな動きがありました。日銀が2023年度の物価見通しを上方修正するとの報道が流れると、円高が急速に進みました。金融引締めを想定されるインフレ懸念との見方から瞬間的に反応した模様です。しかし、この急激な円高はすぐに否定され、クロス円通貨は大きな下ヒゲをつける展開となりました。USDJPYでは一時148円台に入ったものの、149円台に戻り150円直前に迫っています。米国の9月の小売売上高は、前月比+0.7%と市場予想を上回り、6か月連続の増加となりました。

 通貨相関からは、AUDが対NZDで急反発しました。EURが堅調な動きになり、GBPの弱さが目立つ展開になりました。USDの強さはAUD・EURの強さを受けて、相対的な順位は低下しましたが、依然として最強通貨を継続しています。USD・EURの買いを軸に通貨選択をしたいと思います。

 本日は、英国の消費者物価指数に注目です。軟調な展開の続くGBPの動きを加速化させるのか反転させるのか、注視したいと思います。また、中国のGDPにも注目です。中国の景気停滞を表しているのか、世界経済への影響に注意したいと思いますが、政治的な思惑が反映されることの多い統計なので、過度な反応は避けたいと思います。本日もFRB理事の発言が複数予定されています。金融政策の方向性が確認できるのか注目しています。中東情勢の緊迫化にも目が離せない状況が続いているため、動向には警戒したいと思います。

今日の環境分析 2023年10月17日

 次回の米国のFOMCは、10月31日から11月1日に行われます。このため、来週からFRB高官はFOMC前の発言禁止となるブラックアウト期間になります。それに先がけて、FRB理事長を始めとした多くの金融当局関係者の発言が今週は予定されています。実際、昨日はシカゴ連銀総裁がインフレ鈍化は一時的なものではないとの発言がありました。中東情勢の緊迫化に伴い、米国の景気停滞が想定されるため、最終的な金融引き締めのゴールを模索する動きが強まっています。昨日は、懸念されていたイスラエルによる侵攻はなかったものの、警戒感を強めています。市場全般でも、方向感を失っています。多くの通貨ペアが売り買いの分岐点で交錯している状況にあります。

 通貨相関からは、USDの一強状態が続いており、USDにつれてCADも堅調な動きになっています。また、JPYの堅調さも目立ちます。一方で、AUD・NZDやEUR・GBPが軟調な展開になっています。USDは上位足から下位足まですべての時間軸で最強通貨となっていることから、USDを軸に通貨選択をしたいと思います。

 本日は、オーストラリアの今月3日に開催されたRBAの議事要旨や、米国の小売売上高に注目です。その他、英国の失業率やカナダの消費者物価指数にも注目です。これらの経済指標は従来であれば重要度は高いものの、中東情勢の緊張化に伴う世界経済への影響度を考慮すると大きな動きはないものと思います。主要国の金融引き締めのゴールを模索していたのが、景気悪化懸念からゴールの前倒しが想定されます。このため、これら高金利通貨の上値は重たいものになると連想せざるを得ないため、中東情勢の動きには警戒したいと思います。

今日の環境分析 2023年10月16日


 週末金曜日は小動きに推移しましたが、徐々に勢いを強めているように思われます。金が大きく上昇しており、リスクオフの動きが強まっていることを確認できます。地政学リスクを考慮した通貨選択が求められる状況になってきました。多くの通貨で下位足ではトレンドを確認できる状況になっており、上位足に波及してくるのかに注目です。USDJPYは149円台で推移しているものの、金融当局の介入警戒もあり上値は追いづらい展開となっています。ニュージーランドでは総選挙が行われ野党が勝利し、6年ぶりの政権交代となりました。NZDの値動きには注意したいと思います。

 通貨相関からは、USDの一強状態になっています。JPYがUSDに次いで強く、USDJPYは動きにくい状況です。このため、USDJPYを除いて、ドルストレートやクロス円通貨にトレンドを確認することができます。EUR・GBP・AUDの弱さが揃ってきており、弱さが持続しそうな展開です。USDやJPYの買いを軸に通貨選択をしたいと思います。

 今週は、火曜日に英国の失業率・カナダの消費者物価指数・米国の小売売上高、水曜日に中国のGDP・英国の消費者物価指数、木曜日にオーストラリアの失業率・米国のFRB議長発言、金曜日に日本の全国消費者物価指数と日銀総裁の発言・英国の小売売上高が予定されています。金曜日の日銀総裁の発言に最も注目しています。
 本日は、NY連銀製造業景気指数や米国金融当局の発言に注目です。週を通してパレスチナ情勢の緊迫化によるエネルギー価格の上昇や世界経済への影響に警戒したいと思います。金融市場への影響も大きくなることが想定されるため、今後の主要国の金融政策への影響も大きいものになると思われます。

デイトレードの実績_2023年10月第2週

10月第2週は、9通貨ペアで+577.7pipsとなりました。18回トレードし、15勝3敗、勝率83.3%となりました。4回トレードを見送っています。木曜日を除けばトレードチャンスが少なく、獲得pipsは前週から大きく低下しました。今週は火曜日のEURJPYやGBPJPYでコンサル生のトレードがシンクロしました。

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