トレードのコツは2つある?!

それはコツコツです。・・・コツが二つです。

これ冗談ではなく、本気です。

 まずは、学習のコツコツです。
FXは、少額から参加できることで、簡単にできると勘違いしたまま始める人が多いようです。FXの学習は、一般的な資格試験同様に十分な学習が必要です。
2024年2月3日の日本経済新聞の記事ですが、資格取得に必要なおおまかな時間は以下の通りだそうです。
 簿記3級 80〜100時間
 ファイナンシャルプランナー3級 80〜150時間
 宅健士 400〜600時間
こうした資格学習と同様に取り組む人が少ないのはどうしてでしょうか?
FXって、そんなに簡単に身につくと思っているのでしょうか?
なかなか勝てない人は、自分の学習時間を計算してみてください。
コツコツ学習して、コツコツ検証してください。
正しい方法であることが、大前提ですけど・・・。

  次に、収益のコツコツです。
一度に大きな利益を狙わず、少しでも納得できるポイントでコツコツと利益を積み重ねていくことが大事です。
「コツコツドカン」という言葉があります。コツコツと利益を積み重ねても、一回の損失でドカンと負けることを言います。このドカンをするのはコツコツ学習ができていない人です。
早めに損失を見極めることが、生き残るためのコツです。

 FXをマスターすると、他の資格と違いマスターした日から稼ぐことができます。紹介した資格は、すぐに稼ぐことにはつながりません。せいぜい所属している会社が関連業界であれば、手当がつくくらいだと思います。FXは、組織のしがらみに惑わされることもなく、稼ぐことができるものです。

そのためには、コツコツすることがFXのコツです。

昨日の夢は、今日の希望であり、明日の現実となる

ロバート・ゴダードという近代ロケットの父と呼ばれる人の言葉です。
本日の新聞コラムに載っていました。
良い言葉だと思ったので、備忘録として掲載しておきます。
トレードの習得に関しても当てはまると思いました。

ゴダードの言葉の中には、以下のような内容のものもあります。

 不可能という言葉を簡単に口にしてはいけません。

 全てを失ったときでも、
      まだ未来だけは残っていることを覚えておきなさい

なかなか収益につながらない人、あきらめないでほしい。
FXの世界は1割しか生き残れないといわれます。
それは、FXが手掛けやすい投資商品であるがゆえに、不勉強なままトレードをして損失をかかえて退場してしまう人が多いからです。
しっかりと地に足をつけて、正しい学習を重ねていけば、確実に成果をあげることができます。
まだ成果の出ていない人も、明日の現実に向けて、希望をもって今日を学習する時間に与えてほしいです。

黒田日銀総裁の思惑

 先週、日銀総裁の発言(「値上げの許容度は高まっている」(後日修正))がありました。世間の反響は大きく、値上げへの拒否反応の大きさを確認する結果となりました。値上げ要因は、多くが原油などのエネルギーや農産物などの輸入物価の上昇によるものです。物価上昇は、ウクライナ情勢を始めとした国際情勢の悪化に伴う原材料価格の上昇ですが、円安による実質価格の上昇もあります。こうした状況の中、日銀総裁の発言は確信犯かもしれないと考えています。多くの国民が物価上昇を忌避しているなかで、物価上昇要因の一つである円安対策があると思います。実際、例の発言の数日後に、日本銀行、財務省、金融庁の三者で円安対応の会合が開かれています。物価上昇忌避=>円高への転換=金融緩和継続の停止になります。

 元々、日本銀行の大幅な金融緩和策はアベノミクスを推進しようとする政府当局からの強烈な要請に基づいて始まっています。中央銀行の独立性を無視したアベノミクスの推進の犠牲になったと思われます。日銀総裁にしてみれば、中央銀行の独立性を奪われた結果の金融緩和なので、意地になって継続しているようにも見えます。現在、ETFを通して多くの上場企業において日本銀行が大株主になっているという異常事態にあります。証券理論を勉強すると分かりますが、日本銀行が民間企業の株式保有する事態は、昭和40年代の証券不況の際の2回の日銀特融があるだけです。これは、景気低迷・株価下落を支える意図で行われたもので、特異な存在になっています。それが、アベノミクスでは景気が上昇していく中で、金融緩和策の一環として株価を支えるためのETF買いを行ってきました。金利引き上げが難しい現状でETFの売却があれば金融緩和の継続に終止符を打つことになると思います。

 米国のインフレ懸念のピーク感を確認するには難しい状況ですが、金融引き締め方針の全容は見えてきています。今ここで、日本が金融緩和の継続中止を示唆するコメントがあれば、サプライズとして一挙に円高に進むリスクがあります。

 日銀総裁の発言は、金融緩和の継続終焉を示唆したい思惑であったのではと推察しています。

BigBossで出金したら凄かった!

BigBossは推奨FX会社の一つですが、最近の変貌ぶりが凄すぎます。


特に驚いたのが出金です。

昨日、日本は祝日でしたが、13時頃に出金要請をしてみました。
すると、17時頃には口座に入金されていました。

国内FX会社だと、祝日対応はありえませんし、平日でも13時であれば翌日対応になります。
口座認証(本人確認)済みという条件付きですが、この早さは魅力です。



また、スワップポイントにも注目です。

毎週掲示しているスワップポイントをみると分かりますが、非常に丁寧に更新されています。半年以上も更新されない頃があったのがうそのようです。
ただ、通貨ペアによっては、極端に不利な数値があるので、通貨選択には注意が必要です。

お知らせ

昨年末から参加していましたブログランキングですが、今月末をもって撤退します。
これまで、ブログランキングの維持にご協力いただいた皆様には、感謝申し上げます。

当ブログは、元々、自分自身の環境分析の備忘録として作成していました。
その後、トレード仲間へ環境分析データを提供し、トレードの役に立てて頂いていました。さらに、スイングトレードのコンサル生向けの情報提供の場としての機能も果たしてきました。

幅広く情報提供できる可能性を考えブログランキングに参加し、上位を維持することができてきました。しかし、結果として、一方的な情報提供の要請や新規営業活動を目的とした問合せが増加しました。また、ブログランキングを気にする自分にストレスを感じるようになってきました。

ランキングとブログの中身は必ずしも一致するものではないと思っています。当ブログのカテゴリーの中には、非常に価値あるものが多くあります。読者の皆様には、そうしたブログを見つけ出してほしいと思います。更新頻度や内容など、自身の切り口で参考となるブログを探し出してほしいと思います。

ブログランキングに参加しないことで、多くの人の目につかなくなると思います。しかし、自分の備忘録として継続して作成していきます。内容を制限したり、コメントを入れなかったり、更新頻度は低下する可能性が高いです。

そんなブログでも今後も参考にして頂けるのであれば、今のうちにブックマークしておいていただくと幸いです。また、個別コンサルティングについては都合により、新規受付を当面休止とさせていただきます。

目先の動きにとらわれず、大きな流れに乗る

本日(2020年4月12日)の日本経済新聞コラム「私の履歴書」に書かれていた言葉です。

私の履歴書は、月替わりで、著名人がご自身の経験を語るコラムです。
今月は、出光興産元社長の天坊明彦氏が担当しています。

1985年9月のプラザ合意に直面した際、同氏は金融担当の業務をしていました。
プラザ合意は米ドル高是正を意図したもので、米ドルは220円から急激な円高が進みました。

掲題は、同氏が複数の銀行の大物為替ディーラーに対応策をヒアリングした結果、共通していた言葉だそうです。

新型コロナの影響で、感染状況に心配する日々が続いています。
目先の景気停滞は大変ですが、コロナ後の構造変化を今から考えておくべきです。
グローバル体制の見直しや産業構造の変化など、大きな変化が想定されます。

トレードにおいては、こうした変化を月足ベースに反映させて読み取るべきです。
その上で、日足ベース以下の短期足でのトレードに活かしていきたいものです。


しかし、
ご自身の健康は、目先の動きにとらわれてください。

友人知人と直接集うことはできなくても、今まで以上につながりを深く感じていませんか?
自分の身を守ることが、周りを守ることにつながると思います。

落ちてくるナイフをつかむな! の解釈

相場格言に 「落ちてくるナイフをつかむな!」 というのがあります。

落ちてくるナイフをつかむと怪我をするからです。

では、いつナイフをつかめばいいのかというと、地面に刺さって動かなくなってからになります。今の相場の動きはナイフではなくボールの動きになります。落ちてくるボールをつかむのではなく、地面で反発したのを確認してからつかめば確実につかめます。

この時、最初の反発でなく、2度目の反発まで待てば、安心してつかめることができると思います。これがW底の考え方です。

今は普通のボールでなく反発力の大きなスーパーボールだと思っている人が多いと思います。しかし、先行き不透明感が強いので、バウンド後の方向性を判断できないラグビーボールと思った方が良さそうです。

時間の経過とともにボールの動きは落ち着いてくるので、しばらく静観することが重要になります。

この話、リーマンショックの頃、投資信託販売担当者向け勉強会で講義していたものです。実際にボールを 床に落として、ボールの動きを見てもらいました。よりリスクを回避した投資を行うには、自己満足の予想をすることなく、確実な動きを納得できることが大事です。これほどの大きな動きは、めったにあることではありません。方向性を確認してからでも遅くはありません。

謹賀新年 「思いは重い」

あけましておめでとうございます!

2020年を迎えました。
皆さんにとって、素晴らしい年になることを、お祈りしております。

新年にあたり、「今年の思い」を自身で表現してみましょう!
紙に書いて机の前に貼るとか、親しい人に宣言しちゃうとか。

「思い」は「重い」ものです。軽々な発言はできないはずです。
しっかりとした具体的な目標とともに、自分の「思い」をみつけてください。

それが、トレードでの成功なら、少しでも当ブログがお役に立てれば幸いです。

今年も、ストレスのない、ゆったりトレードをお伝えしていきます。

愛車を洗車すると雨が降る?

こんな人、いませんか?
今日のお出かけのために、昨日洗車したばかりなのに、雨に出会ってしまう。

エントリーすると逆方向に進む。
こんな人も、いますよね。

同じですよね。

自分の都合で、洗車(エントリー)したのに、雨が降る(逆方向に進む)。
天気予報を見ていないから、せっかく洗車したのに、雨で汚れてしまう。
環境分析ができていないから、せっかくエントリーしたのに、逆方向に進んでしまう。

FXにおいて、大局観を持つことが大事です。
逆に言えば、大局観さえ持っていれば、大きく負けることはありません。

環境分析という天気予報をみる習慣をつけるようにしましょう!