今日の環境分析 2022年1月31日

週末金曜日は、前日の大きな動きの反動で小動きに推移しました。

通貨相関では、USDの強さ、AUD・NZD・EUDの弱さが目立ちます。これら通貨を組み合わせた通貨ペアに注目しています。特にEURはウクライナ情勢の不透明感から、見送り姿勢が強まっています。

ただ、火曜日にオーストラリア、木曜日には英国・EUの政策金利の発表が発表されます。週末金曜日には米国の雇用統計の発表もあり、AUD・GBP・EUR・USDなど発表を前にした神経質な展開が想定されます。

スワップ一覧_2022/1/29 (Axiory/BigBoss/XM/Taitan/外為ファイネスト)

米国・カナダの政策金利の発表を終えたことで、関連通貨に若干の変動がありました。
プラススワップのポジションが増えてきていることで、スイングトレードにおいて少しだけ追い風になってきています。
スワップ水準は、各国の金融環境を示していると判断できるため、スワップポイントの有利な方向での通貨選択は検討に値すると思います。

今日の環境分析 2022年1月28日

USDの強さは本格的に回復したようです。USD買いの動きが強まっています。ただし、一部のドルストレート通貨には上位足の抵抗を控えているものがあり、警戒することも忘れないようにしたいと思います。

ウクライナ問題の深刻化が進む中、EURが最弱通貨になってきました。EUR関連通貨の値動きにも注目したいと思います。CADは、前日の失望売りから早くも戻りの動きとなってきました。

USD・CADの押し目、EURの戻り目を待ちたい。

今日の環境分析 2022年1月27日

未明のFOMC政策金利政策発表とFRB議長の記者会見を受けて、USDの強さが回復しました。一方で、JPYは強いままのためUSDJPYは上昇したものの、その他のクロス円通貨は下落が続いています。ただ、短期足が収束から発散に向かうまでには到っていません。東京時間での動きに注目したいと思います。

カナダの政策金利も発表されましたが、現状維持の金利水準となりました。利上げ予想が強かっただけに失望売りにつながっています。しかし、近いうちの利上げを示唆したことから、目先の調整後は再び強い展開が想定されます。

ウクライナ問題は進捗していないため、EURの弱さが継続しています。他に、AUD・NZDの弱さが目立っています。

本日、22時30分の米国GDP・個人消費に注目しています。

今日の環境分析 2022年1月26日

今日は、明日4時に発表される米国のFOMC政策金利発表と4時半のFRB議長の記者会見に注目です。クロス円の下落は続いていますが、明日未明に発表される米国の政策金利の発表を前に、短期足では収束の動きを強めています。発表を機に方向感が出てくる展開を想定しています。

また、24時に発表されるカナダの政策金利の発表にも注目です。足元でCADは調整の動きを強めていますが、そのまま調整がトレンドになるのか、上位足の方向性に回帰するのか、この発表に注目です。

ウクライナ問題の深刻化に伴い、EURの動向にも目が離せない展開になっています。
本日は、上記のような重要指標の発表を前に、大きな動きは想定しづらく、待ちの姿勢で臨みたいと思います。

今日の環境分析 2022年1月25日

JPYの強さが継続しているため、クロス円の下落が続いています。しかし、他の通貨の強弱が鮮明になっていないため、一部の通貨ペアではレンジの動きになっています。
USDは明日のFOMCを前に、発表に向けて方向感のない展開が想定されます。

昨日コメントした、CAD・NZDの下落が強まりました。CADは上位足とは反対方向にあるため、調整の可能性もあるのでサインの発生に至っていません。一方、NZDは上位足と方向性が揃っているため、多くのNZD系通貨ペアでNZD売りのサインが発生しています。

今日は、豪州の消費者物価指数が発表されます。AUDの弱さが継続しているため、方向性の転換になるか継続するかに注目しています。

今日の環境分析 2022年1月24日

クロス円通貨ペアの下落が目立ちました。先行して下落してた通貨ペアに続き、多くのクロス円通貨ペアの下落が確認できるようになりました。ただし、一部の通貨ペアではレンジの下限にあるので、レンジブレイクを確認したいと思います。

最強通貨だったCADが調整局面に入りました。このため、複数のCAD系通貨ペアの保有ポジションは、すべて決済しました。
NZDが最弱通貨になってきました。NZD系通貨ペアにNZD売りの動きが強まってきており、サインが発生しています。

本日夕方、欧州各国のPMIが発表されます。EUの政策金利の動向を探るうえで重要な指標となるので、発表後のEUR・GBPの値動きに注目しています。
また、今週は木曜日未明に米国でFOMC政策金利が発表されます。利上げの可能性が高く、週前半は、発表に向けて警戒した動きになるものと思われます。

スワップ一覧_2022/1/22 (Axiory/BigBoss/XM/Taitan/外為ファイネスト)

今回より、Taitanを追加しました。近日中に、推奨FX会社として紹介する予定です。
Taitanのスワップポイントは、概ねAxioryと同じような状況になっていますが、Shortポジションでは不利なポジションが散見されます。

BigBossのプラススワップには注目です。USDJPYのロングポジションは、昨年8月以来の低水準にまで低下してきました。USDJPYの頭の重さを表しているかのようです。

(参考)表内の左欄の太字は、ポジション単位でFX5社中で最も不利な通貨ペアのポジションを示しています。赤背景のポジションは、-10を超えるスワップポイントとなっており、スイングトレードでは当該部分でのポジション保有は回避すべきです。白背景はプラス、灰背景はマイナススワップを示しています。白背景の赤字は、プラススワップの中で最も有利なポジションです。方向感が合えば積極的にポジションをとりたいポジションになります。

今日の環境分析 2022年1月21日

昨日は、クロス円やNZD系通貨ペアの下落が目立ちました。
NZDは、堅調なAUDとの関係から弱さが継続しています。EURとともに最弱通貨になっています。
一方、JPYは下位足と上位足では方向感が違い、目先の強さが目立っています。

短期足でサインを確認できるようになりました。クロス円の売り、EUR系・NZD系通貨ペアの売りになっています。

本日は、16時に発表される英国の小売売上高に注目しています。
水曜日に発表された消費者物価指数では大きな動きとなったので、今回も同様の動きが想定されるので注意が必要です。

同様に、22時30分に発表されるカナダの小売売上高にも注目しています。
今まで最強通貨だったCADに頭打ちの動きがみられるので、値動きには注意していきたいと思います。

今日の環境分析 2022年1月20日

昨日は、金や株式が大きく動いた一方、為替は小動きに推移しました。
英国では、消費者物価指数が予想以上の高さとなり、発表前後でGBPが大きく動きました。

下位足の反転の動きは一部の通貨で継続しているものの、4時間足でほとんどの通貨ペアで明確なサインを発していません。

CADは最強通貨を継続しているので、CADを軸に通貨選択をしていきたいと思います。