様子見気分が続くのか?!_3/26(火)

今日の環境分析 2024年3月26日

 昨日は、神田財務官が口先介入を意図した発言をしました。為替介入を含めたあらゆる手段は「常に準備できている」、「今の円安の動きはファンダメンタルズに沿った方向というわけではなく、明らかに投機が背景にあるものと考えている」との発言でしたが、市場への影響はありませんでした。しかし、効果がなかったことを確認したことで、実弾を伴った介入の可能性は高くなってきたと思われます。金曜日は日本を除く主要国がイースター休暇になるため、介入効果を高めるためには絶好のタイミングとなります。しかし、年度末でもあり大きな変動は望まないと思われるため、急速な円安進行でもない限り今週は為替介入はないと考えています。市場全般では、ボラティリティが大きく低下し、フォローしている通貨ペアすべてが前日比で±0.4%以内の変動となるなど、方向感の乏しい展開となりました。一部のマイナー通貨を除くほとんどの通貨で日足・4時間足ともにトレンドを確認することができない状況にあります。

 通貨相関からは、JPYとUSDの強さが継続し、AUDの強さも目立っています。一方、NZD・CADの弱さが継続しており、近隣通貨のAUD・USDとの対比が顕著になってきています。EUR・GBPは、スイスの利下げ以降、次の利下げ国・地域として弱さにつながっています。USD・JPY・AUDの買いを軸に通貨選択をしたいと思います。

 強い通貨: USD・AUD・JPY
 弱い通貨: GBP・NZD・CAD

 日足   : USD>AUD>EUR>GBP>CAD>JPY>NZD
 4時間足 : JPY>AUD>USD>EUR>CAD>GBP・NZD

 本日は、米国の耐久財受注と消費者信頼感指数が発表されますが、市場インパクトは低いと考えます。方向感の乏しい展開にあり、様子見姿勢が強まっています。USDJPYに関しては介入警戒があるため、収束の動きを強めています。どちらかに動き出した際には、大きな動きにつながりかねないので警戒しておきたいと思います。しかし、週末から来週初にかけてイースター関連の祝日に加え、期末要因もあることから動きづらい展開にあると考えています。
 イースター(復活祭)は、春分の日の後の最初の満月の次の日曜日となるため、2024年は3月31日になります。ちなみに2023年は4月9日でした。