今日の環境分析 2024年1月16日

 昨日は、米国市場が祝日で金融市場が休場だったため、米国時間ではボラティリティが大きく低下しました。USDJPYは上昇し先週の高値に迫っていましたが、頭を押さえられた状況にあります。クロス円通貨は先週高値がポイントとなっています。今朝のニュースでは日本のGDPがドイツに抜かれ世界第4位になることが取り上げられていますが、ドイツが3年ぶりに物価の変動を除いた実質成長率がマイナスになったことに注目すべきと思います。欧州経済の主力であるドイツ経済の停滞は、ECBの金融政策に大きな影響を与えると考えています。市場全般は、今年に入ってからの方向性に沿った動きになりました。

 通貨相関からは、JPYの弱さが緩和されました。JPYを含むメジャー通貨全般に強さが回復し、マイナー通貨の弱さが目立つ展開になってきました。上位足から下位足までの強弱感が揃いつつあります。上位足からの方向感の揃ってきているマイナー通貨の売りを軸に、優位性のあるメジャー通貨を選択したいと思います。

 強い通貨:GBP・EUR・USD
 弱い通貨:NZD・CAD・AUD

 日足   : EUR>GBP>USD>NZD>CAD>AUD>JPY
 4時間足 : USD>GBP>JPY>EUR>CAD>NZD>AUD

 本日は、英国の失業率、ドイツのZEW景況感調査、カナダの消費者物価指数、米国のNY連銀製造業景気指数に注目しています。また、FRBウォーラー理事の発言にも注目です。前回のFOMC前に早期利下げの口火を切った発言をして大きくドル安方向に傾いただけに、今回の発言内容には注意したいと思います。米国は連休明けになりボラティリティの高まりにも警戒したいと思います。

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