今日の環境分析 2022年7月4日

先週末は、クロス円の下落が目立ちました。JPYの強さが戻ってきたことで、いくつかのクロス円通貨には売りサインが発生しました。これらの通貨ペアは、週足が調整波に入ってきたため、短期的な調整として日足の下落トレンドが発生したものと思われます。USDの強さは継続しているため、USDJPYは高値圏で方向感のない動きになってきています。

通貨相関からは、JPY・USD・CADの強さ、EUR・GBP・AUD・NZDの弱さが目立ち、2極化しているようにみえます。これら通貨の組み合わせに注目しています。通貨の強弱を考慮した通貨選択をすると、トレンドの発生している通貨ペアを見つけやすいと思います。

今週は、火曜日のオーストラリアの政策金利に注目しています。また、水曜日(日本時間木曜日未明)のFOMC議事要旨の内容に注目ですが、先週までの金融当局のコメントで市場は織り込み済と思われます。また、金曜日の雇用統計にも注目です。金融政策の方向性を確認していきたいと思います。
本日は、米国が独立記念日のため、金融市場は休場となります。

(参考)上記内容を音声で確認されたい方はこちら。テスト的に作成してみました。継続するかどうかは未定です。

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