今日の環境分析 2022年7月12日

昨日は、個別に大きく動く展開となり、新たなトレンドの発生を確認することができました。参院選挙の与党圧勝によって政権の長期安定化を確認できたことや、先週末の米国雇用統計の内容から7月も0.75%の利上げ予想が高まりました。これを受けて、USDJPYが大きく動き137円台に入ってきました。USDの強さが目立つことから、EURUSDが下落し1.0となるパリティが目前に迫ってきました。

通貨相関からは、USD・CADの強さ、JPY・EURの弱さが目立ちます。これら通貨の組み合わせに注目しています。JPYの弱さは継続していますが、USDJPYを除いたクロス円通貨は上値が重い展開になっています。USDやEURを軸に通貨選択することが望ましいと思います。USDやCAD関連通貨に新たなトレンドの発生を確認することができます。

本日は、イエレン米財務長官と鈴木財務相との会談が予定されています。この中で、為替相場に言及された場合、その内容次第では大きな動きが発生する可能性が高いので警戒しておきたいと思います。