2022年6月のパフォーマンス報告

6月は、月前半のみトレードを行いました。月後半は、トレンドの発生を確認できず、ポジションを保有しない状況が続きました。サインを確認する条件が揃った通貨ペアもいくつかありましたが、多くは前の高値・安値を直前に控えた状況にあったため、見送りの判断をしました。前月の反省がききました。この結果、通常月では損失につながったトレードを回避し、想定範囲内の勝率になることができました。

11勝2敗、勝率84.6%、平均収益204.3pips、保有日数5.5日、ペイオフレシオ7.475、プロフィットファクター41.11となりました。エントリーしたのは、第1週に集中していたため、複数通貨ペアを同時に保有しました。早々に評価益を確保できたので、エクスポージャーをコントロールして複数保有することができ、資金管理面からも問題にはなりませんでした。事前に複数ポジションを想定した上で、資金コントロールすることが大事になることを改めて痛感した月となりました。

スワップ一覧_2022/7/2(Axiory/BigBoss/XM/Titan)

本日から、HotForexと外為ファイネストを削除しました。

BigBossのUSDJPYに対するスワップ方針が変更されました。各社同様、ロングポジションのプラススワップ・ショートポジションのマイナススワップになりました。これで、FX会社間の裁定取引は不可能になりました。一方で、他社はスワップポイントが縮小する傾向にあります。

現状、EUR系通貨のショートポジションにプラススワップが目立っています。ウクライナ情勢の長期化に伴い、欧州経済の停滞を懸念するなか、ECBの金融引き締め策への警戒の動きにあると思われます。日本銀行の金融緩和策を継続していますが、世界の主要国が金融引き締め策を強めています。その度合いの変化がスワップポイントに細かに反映されていると思います。

スワップポイントは、各国のファンダメンタルズを反映しています。プラススワップポイントのポジションを参考にすると、通貨選択の際に優位に働くことが多々あるので注目してもらいたいと思います。