時間帯別ボラティリティ 2020年4月第1週

依然として高いボラティリティが続いています。
前週対比、日本時間・欧州時間には若干上昇し、米国時間は若干低下しました。

大きなトレンドの後のレンジ局面にある通貨が増えています。
広いレンジになっているものが多いため、高いボラティリティを利用してレンジ内の短期トレンドに収益機会が増えています。

ボラティリティの高さに懼れることなく、資金管理を徹底してトレードしてほしいと思います。

4月第1週の決済トレード

先週は前週からの継続ポジションと新規ポジションを決済しました。
GBPNZDは重要抵抗線に到達したため、当日中に決済をしています。

日足ではMark’s Tradeのルールでは適用できる局面が少なく、適用できる場面でも重要抵抗線付近で発生し、その後の値幅が期待できないとの判断から見送っています。
4時間足では何度からトレードチャンスが発生していました。

(注)一部漏れがありましたので、4月4日に掲載した記事を修正しています(4月7日)。

スワップ一覧(Axiory/BigBoss/XM)_2020/4/4

Axiory、XMともに、USDCADのLong以外はすべてマイナススワップになっています。
CAD系・NZD系に変化が見られます。

BigBossは依然として変化しておらず、プラススワップが目立ちます。同社のスプレッドは他社よりも狭いことが多く、ボラティリティの高い現在では利用価値が高いと考えます。

2020年4月3日の環境分析データ

4時間足の収束の動きは継続しており、大きく動き出す準備段階に入っていると考えています。日足ではレンジ局面の通貨が多いため、方向性の判断は難しくなっていますが、週足・月足などの上位足の方向に沿う形になると考えています。本日は米国の雇用統計が発表されますが、悪化するとのコンセンサスは出来上がっているので、指標発表に伴う大きなサプライズはないかもしれません。AUD・NZDの弱さは一貫しているので、関連通貨に注目しています。
来週からオセアニアでは冬時間に入ります。オーストラリアの指標発表は、主に10時30分になるので注意が必要です。

2020年4月2日の環境分析データ

4時間足の調整から日足の調整に入ってきていると思っていましたが、USDの弱さを受けて再び上位足から下位足が連動する動きになってきました。4時間足の収束が強まっており、上位足の方向に動き出すように思われます。AUDやNZDなど反発していたマイナー通貨も再び上位足の方向に回帰してきており、メジャー通貨とマイナー通貨の組み合わせに注目しています。

3月のパフォーマンス報告

3月は、+6,555.7pipsと過去最高を記録しました。

月初にトレンド初動の反対方向への動きに惑わされロスカットを重ねましたが、月後半の大きなトレンドを取ることができました。

サインに従って安易にポジションを構築しましたが、ロスカットをしたポジションの多くが裁量部分を加味していればエントリーを回避できていました。
裁量といっても複雑なことではなく、上位足を含めた重要抵抗となる水平線を引いていればよいことでした。

13勝9敗、勝率59.1%、平均収益+298pipsとなりました。
平均保有日数3.6日、ペイオフレシオ4.5、プロフィットファクター6.5となりました。

勝率の低さが問題と考えており、今後のエントリーはサイン発生を確認の上で裁量部分を加味していきます。

モデル別では、Mark1が11勝9敗(勝率55%)、Mark2は2勝0敗(勝率100%)となっています。
昨年来続いているMark2の不敗記録を継続しました。

2020年4月1日の環境分析データ

多くの通貨が上位足と方向性を異にしており、短期的な調整が続いています。4時間足の調整から日足の調整に移ってきており、しばらくはもみ合う展開にも思われます。JPYの強さが継続しているため、4時間足ベースでの弱い通貨との組み合わせの動きに注目しています。