今日の環境分析 2020年5月18日

目先の懸念がある時は、

投資しないことです。懸念が障壁になります。

新型コロナウィルスの自粛疲れのなか、多くの県でやっと自粛解除になりました。
東京都の新規感染者数は1桁台になったこともあり、まだ自粛中の首都圏などでは自己都合の判断による自粛解除の動きが目立っています。
自粛解除になっていない地域では、自分の身を守るためにも、あと少しの辛抱です。

自己都合の判断は、結局は大局観を見誤ります。
早くから新型コロナの影響を受けた日本の対応の遅れは、あきらかに東京オリンピックが懸念材料になっていたと思います。

投資において大事なことは、失敗を減らすことです。
失敗の要因は、往々にして、自己都合の判断によるものです。
投資をする際には余裕資金でと言われるのは、資金の行方に自己都合判断を混ぜないためです。


先週末から動き出してきました。
2週間前に動き出してきたと判断した時は空振りでしたが、今度はどうでしょうか?

GBP系通貨の下落が目立っています。また、金融緩和策の追加が想定されるNZDの弱さも目立っています。
GBP・NZD関連通貨に、新たなトレンドが発生してきたと思っています。
個別の通貨ペア毎の判断が必須ですが、今度こそ動き出してきたと期待しています。

5月第2週の決済トレード

先週は、1分けとなりました。0pipsのためグラフを表示していません。

GBPNZDに、週足MBを下抜けた後に売りがサイン発生しました。
エントリーしたものの、週足のMBは上向きであり抵抗線が近いため、本来は見送るべき局面でした。
結局、その週足抵抗線まで到達し、評価益が+70pipsまで行きましたが、建値決済となりました。

スワップ一覧(Axiory/BigBoss/XM/外為ファイネスト)2020/5/16

BigBossでスワップポイントの変更がありました。1月から定期観測するようになって初めてのことです。
大きなマイナススワップが目立っているため、スイングトレードでのポジション保有は避けた方が良さそうです。

Axiory・XMはLong・Shortともに大きなマイナススワップになる通貨ポジションが多いのに注意が必要です。

国内FX会社は、外為ファイネストを含めて海外FX会社よりも有利なスワップポイントになることが多いようです。
海外FX会社は、ゼロカット制度という保険があることの代償が不利なスワップポイントにあると考えた方が良さそうです。

今日の環境分析 2020年5月15日

ボラティリティが低下しています。

収束する動きが強まっており、発散に向けての準備が完了しつつあります。
月足・週足と日足・4時間足の方向感が、再び揃ってきました。
発散とともに大きなトレンドの発生を期待したい所ですが、
今はまだ待ちの状況です。

今日は週末でもあり、見送りが賢明かもしれません。

今日の環境分析 2020年5月14日

世界に広がるマイナス金利政策

昨日午前、ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は、量的金融緩和の拡大を発表しました。
加えて2021年初めまでは政策金利を0.25%に据え置くとの見通しも明らかにしたものの、追加策としてマイナス金利も選択肢の一つとの見解を示しました。
これを受けて、NZDは急低下しました。

一方、昨日夜、米連邦準備理事会(FRB)は追加の金融緩和策を検討するものの、トランプ大統領の要望するマイナス金利政策に対しては否定的な見解を示しました。

米国では一般市民への影響が大きいため実行は不透明ですが、マイナス金利政策は世界中に広がってきています。
新型コロナの収束からの回復を確認できるまで、世界中で超低金利の時代が続くと思います。

こうした流れを受けて、FXにおいてはプラススワップ通貨の値動きに注意が必要です。
ブログでは、毎週末、推奨FX会社のスワップポイントを表示しています。ほとんどがマイナススワップになっていますが、いくつかプラススワップ通貨が残されています。
わずかな金利を求めて、あるいは金融政策の変更を見越して、資金の流れが強まることが想定されます。

今日も経済指標の発表がありますが、悪化していることが確実視される経済指標より、現状を見据えた各国中央銀行総裁の発言にはサプライズが発生する可能性も高く、注意したいと思います。

今日の環境分析 2020年5月13日

欧州時間のボラティリティが高まる傾向がみられます。
通貨によっては、米国時間よりもボラティリティの高いものもあり、デイトレーダーにとっては美味しい時間帯となってきたと思います。

通貨の強弱感が混迷としているなか、GBPの弱さが目立っています。
同じ弱い通貨と考えていたEURとGBPでしたが、EURGBPの上昇からEUR対GBPの強弱感が明確になりつつあります。
今日は、17:30に英国の第1四半期GDPの発表があり、GBP系通貨の値動きには注意が必要です。

今日の環境分析 2020年5月12日

損をしない投資法

それは、投資しないことです。
インフレなどがあれば実質的な価値は目減りすることもありますが、通常は現金を保有している限り損をすることはありません。

でも、資金は増やしたい!

それは分かるものに投資することです。
分からないもの中途半端な理解しかできないものに、投資しないでください。

米国の著名な投資家であるウォーレン・バフェット氏は、自分の分かるものにしか投資しないことを貫いています。
先日、新型コロナの影響で先行き不透明な航空業界の株式を売却したことを、ニュースで聞かれた方もいると思います。

今は、世界中で、何となく収束に向かいつつあって、何となく緩和措置が始まってきています。
明確なことが分かるまで投資しないことが一番です。

Mark’s TradeではFXのスイングトレードを分かりやすく説明しています。
でも、今は分からないということが、分かっていることです。

日足の動きは収束を強め、方向感のない状況が続いています。
方向感の分からない現状では、無理にトレードする必要はないと考えています。
チャートにおいては、収束の後には必ず発散がきます。
その発散の動きをじっくり待ちたいと思っています。

それは今日かもしれないし、もっと先かもしれない。

今日の環境分析 2020年5月11日

新型コロナの感染状況と連動する通貨?

日足・4時間足は、再び、月足・週足の方向感と逆の動きになってきています。
強い通貨はAUD・NZD、弱い通貨はEUR・GBPとなってきています。
これら通貨の動きは、新型コロナの感染状況と連動しているかのようです。
感染に伴う景気悪化が想定され、その実態として通貨安につながっていると思います。

若干、落ち着きの動きが見えますが、二次感染の可能性は否定できせません。
その際には、早めの緩和措置を取ってきている欧州に警戒が必要と考えます。

先週末に発表された米国雇用統計は驚きの数字でしたが、事前予想とのギャップが少なく、大きな価格変動とはなりませんでした。

5月第1週の決済トレード

先週は、2勝2敗となりました。

ボラティリティが上昇してこないために、決済サインの発生や重要抵抗線到達の早い条件を適用しています。このため、GBPJPYはエントリー当日に+100pipsを超える局面があったため、上位足の重要抵抗線で決済しています。

(5月16日修正)GBPUSDの決済トレードが抜けていたことが判明したため、同日、記事を修正しています