
各国の金融緩和策が一巡し、ついにXMではすべての通貨でマイナススワップになりました。BigBossは依然として変更がありません。Axioryでは前週の変動の修正が行われたようです。ここまでスワップによるマイナスが発生すると、長期保有の際には十分に注意したポジション管理が求められます。
ストレスのないトレードを目指そう!
USDの強さは継続しているものの一服感も出てきています。その他の通貨で反転の動きもあり、トレンドを終了するのか、継続するための収束の期間なのか、見極めが必要な局面になってきました。上位足の方向性に揺るがない状況にあるため、後者と判断しています。ボラティリティの高さは、大きな収益機会を提供してくれますがリスク要因でもあります。同様に、リスク要因として考えられるのがスプレッドです。このところ、各社のスプレッドが急拡大しており、メジャー通貨以外のスプレッドは異常値ともいえる水準にあります。スプレッドの拡大は、ボラティリティの高さ以外に市場参加者の減少も示していると思います。マイナー通貨の細かい値動きなどをみると顕著です。当面は、メジャー通貨中心にトレードすることをおすすめします。
依然として、高いボラティリティが続いています。米国時間のボラティリティは、複数通貨(*)でグラフ上限を超えていますが、あえてこのまま表示しています。ボラティリティの高いため、各社の売りと買いのスプレッドが拡大しています。スプレッドを意識せずにエントリーすると、ボラティリティの大きな局面ではエントリーと同時に大きな評価損を抱えることもあるので注意してください。通常の2倍以上の値動きなるということは、半分の数量でも通常と同じ収益・損失となるので、数量調整による資金管理が重要です。
(*)GBPJPY(421)、AUDJPY(292)、GBPUSD(406)、EURAUD(708)、GBPAUD(430)、USDCAD(324)、EURCAD(347)、GBPCAD(408)、EURNZD(615)、GBPNZD(494)