2020年1月28日の環境分析データ

中国発の新型ウィルスは、株価や通貨に大きな影響を与えています。昨日は日米ともに大きく株価が下落しました。中国経済への影響は不可避のため、中国の影響を最も受けるAUDはすべての時間足で最弱通貨になっています。このため、AUD関連通貨が大きく動いています。NZDもAUDに追随する動きを見せてきています。また、EURの弱さ、JPY・USDの強さが目立ってきています。通貨相関から最適通貨をみつけることが容易になってきました。

2020年1月27日の環境分析データ

JPYの強さが継続していることから、クロス円の弱さが出てきました。EUR・AUDの弱さが継続しています。CADにも弱さが出てきました。また、USD・GBPの強さも継続していることから、徐々に、各通貨にトレンドの兆候が出てきているので、今後の展開に期待したいところです。

時間帯別ボラティリティ 2020年1月第4週

ボラティリティの低水準が続いています。これはレンジ局面であることを示しています。日足ベースでのトレンド継続がなかなか進まないために、ボラティリティが高まらない状況になっています。4時間足などの短期的なトレンドが日足へ波及するのを待ちたい局面です。

推奨FX口座のスワップ一覧_2020/01/25

スワップは、その時々に変化しています。1か月前の2019/12/29のデータと比較するといくつかの通貨で、マイナススワップに転じています。スイングトレードでは、プラススワップになるポジションのみを保有することも、一つの投資手法として検討することができます。もちろん、明確なエントリー根拠の元にトレードすることが大事です。単純に、スワップ獲得を目的としたスワップトレードはお薦めしておりません。

先週の決済トレード

GBP系2通貨の損失が大きく響きました。それぞれ、トレンドの初動との判断からサインが発生していましたが、継続せずに損切りになりました。GBPJPYは前週末金曜日に発生し、翌週初月曜日に決済となりました。サイン通りに表示していますが、金曜日のサインには注意が必要です。Mark’sTradeでは、週またぎのポジション保有は極力、推奨していません。
左の上下のチャートは、EURJPYの日足(上)と4時間足(下)のチャートです。買いサインが発生し損切りになりましたが、4時間足でみると日足の決済サインの前に反対のポジションである売りサインが発生しました。極めてレアケースですが、その後、日足でも売りサインが発生しました。トレンド転換の明確なサインといえます。

2020年1月24日の環境分析データ

GBP系の強さが続いています。EURの弱さが出てきたので、EURGBPの方向性からもGBPの強さをサポートしています。AUD・CADの弱さが継続していますが、AUDの弱さが強いことからAUDNZDの関係で、NZDの弱さは継続していません。本日は、夕方に欧・英のPMIの発表、要人発言があり、週末でもあることから、深追いは禁物です。

2020年1月23日の環境分析データ

昨日は、GBPの上昇が強まる展開となりました。この結果、通貨相関で見ると、GBPの強さが目立ってきました。一方で、AUD・CAD・NZDの弱さが目立ってきており、これら通貨の組み合わせに妙味があると思います。その他のGBP系通貨も上昇傾向にありますが、前の高値付近にあり、抜けるのを確認してからでも遅くはなさそうです。

2020年1月22日の環境分析データ

AUD・NZDの弱さが継続しており、なかでもAUD系に短期的なトレンドの発生が見られます。本格的な日足ベースでのトレンド確認を待ちたい状況です。本日は、カナダの経済指標が集中しており注意が必要です。CADは堅調な展開が続いていますが、目先調整の動きもあり、警戒しておきたいところです。

2020年1月21日の環境分析データ

JPYに加えAUDの弱さが目立つようになってきました。その他の通貨は、レンジ内の動きが強く、方向感のない展開が続いています。本日は、18:30に英国の失業率の発表があります。Brexit決定の後、英国の雇用状況を確認するうえで、注目していきたいと思います。

2020年1月20日の環境分析データ

JPYの弱さ、CADの強さの調整があり、トレンドの確認をすることができませんでした。日足ベースで収束する動きが強まってきているので、トレンドの発生は近いと考えますが、確認できるまでは見送りするのが賢明と思います。4時間足ベースでは投資機会が増えてきているので、トレンドの継続を待ちたいと思います。