今日の環境分析 2020年6月3日

昨日は、東京アラートが発せられ、再び警戒を強める必要が出てきました。
さらに米国での大規模デモなど、世界的な経済回復への懸念材料が出てきました。
しかし、回復への動きは少しずつ出てきており、それが金融市場への安心感につながりつつあるのではないかと考えています。

FX市場では多くの通貨にトレンドが発生してきており、目先の警戒感に気を付けながらも大きなトレードチャンスが来ていると判断しています。
日足と4時間足が連動し、週足や月足の調整の動きへと拡大しています。

通貨相関では、AUD・NZDの強さ、JPY・USDの弱さが目立ちます。このため、USDJPYではドル高が進んでいるものの、もっと分かりやすい通貨に注目してほしいと思います。

撤退場所を明確とした資金管理を徹底した上で、ポジション構築を検討するようにしてください。

今日の環境分析 2020年6月2日

昨日は、日本時間にAUD系通貨が、米国時間にはCAD系通貨が大きく動きました。
USD・JPYの弱さが目立っており、クロス円やドルストレート通貨を始めとした多くの通貨にトレンドが発生しています。

日足と4時間足の方向性が一致してきており、週足でも同方向への調整の動きが強まっています。週足ベースではミドルバンドを抜けてくる通貨には、抜け後の動きには注意が必要です。

世界的な経済再開の動きが、新たなトレンドを作り出しているかのようです。
エントリーに際しては、まずは撤退すべき場所を確認し、リスクリワードを意識した上でポジションの構築を検討することをお勧めします。

今日の環境分析 2020年6月1日

6月に入りました。

早いもので今月を終えると、2020年も半分を過ぎてしまいますね。
もう半分と考えるか、まだ半分と考えるか、人それぞれだと思います。
新型コロナの影響で、みなさん大変だと思いますが、自身の健康第一にお過ごしください。

今日から、多くの学校で通学再開となっています。
飲食店の営業も少しずつ再開してきています。

まだコロナ前の通常には戻りませんが、
もう回復してきている考えましょう!
まだ2次感染への警戒をしながら・・・。

今日から、この表に各通貨別の終値(Axiory)と前日比の項目を追加しました。

本日は、米国ISM製造業景況指数に注目です。
週末には米国の雇用統計の発表も控えており、実体経済の悪化を示す数字を確認しながらの展開になっていきます。
悪化の度合いによってはサプライズになることもありうるので、今週は経済指標の動向には警戒が必要だと思います。

2020年5月のパフォーマンス報告

5月は、+1,064.6pipsとなりました。

通常月よりも保有日数が長めになる傾向にありました。方向感がつかみづらく、明確なサインが分かりにくく、タイミングをずらしたエントリーがありました。

13勝6敗、勝率68.4%、平均収益+56.0pips、平均保有日数3.9日、ペイオフレシオ1.3、プロフィットファクター2.9となりました。

勝率が若干回復したものの、ペイオフレシオが悪化しています。損失となったトレードに課題があります。
従来は、ロスカットまでの値幅が大きい場合、値幅に合わせて数量調整するので金額ベースでは変化がないとしてきました。今後は、一定のロスカット幅の場合はエントリーを回避し、エントリーの精緻化を図りたいと思います。

モデル別には、Mark2が1勝1敗となり昨年来初めての損失となりました。

5月第4週の決済トレード

先週は、7勝2敗となりました。EURUSDは前週から継続ポジションの決済と今週の新規ポジションの2回トレードをしています。

もっとも大きな損失となったGBPUSDは、上位足においてレンジ局面となっており、見送るべきでした。EUR系通貨では週末時点で継続サインがでていますが、金曜日朝のコメントにあるように月内決済とすべく抵抗線での決済を行いました。
その他の通貨では、抵抗線を完全に抜けきれず2-3回目の到達での決済や、直前の高値安値での決済を行いました。

米中関係への警戒、月末+週末であることから、週またぎのポジションを持たないようにしました。

時間帯別ボラティリティ 2020年5月第4週

全般にボラティリティが低水準で推移するなか、欧州時間のボラティリティが前週よりも若干ですが上昇しています。先週発表された欧州復興基金のニュースがEUR系通貨の追い風になりました。
新型コロナの2次感染への懸念以上に、制限解除に伴う経済回復への期待感が強まってきています。
このため、こうした地域別の経済回復度合いを受けて、通貨の強弱が決定していくと思います。一部通貨では発散の動きが出てきているので、全体への波及が近いと期待してます。

スワップ一覧(Axiory/BigBoss/XM/外為ファイネスト) 2020/5/30

XMの変更が目立っています。
FX会社の選択の際には、手数料を含めたスプレッドやレバレッジを検討材料にすべきです。オーバーナイトのポジションを持つスイングトレードをする場合は、スワップポイントも検討材料になります。BigBossのマイナススワップが目立つため、同社でのスイングトレードを推奨しません。

今日の環境分析 2020年5月29日

国際金融市場としての香港懸念

中国の全国人民代表大会において、国家安全法が採択され、香港への統制強化が明確になりました。
これを受けて、米中関係の悪化は一段と強まるものと思います。
トランプ米大統領の発言には警戒しておく必要があります。
事実、昨日のNY株式市場では、29日にトランプ米大統領が中国に関する会見を行うとのニュースだけで、上昇から下落に転じました。

週末にかけて、様々なコメントが出てくると思います。
米国の中国への制裁措置の中で、香港の国際金融市場としての機能不全になるような事案があると、金融市場の混乱が想定されます。

月末・週末でもあり、リスク回避からポジションは本日中に決済する予定です。
一部の保有ポジションは、昨日から今朝にかけて決済を行いました。

月明けから気分一新、新たなポジションを取っていきたいと考えています。

今日の環境分析 2020年5月28日

欧州復興基金のニュースを受けて、EURを中心に大きく動きました。
欧州時間のボラティリティは過去30日平均を大きく上回る状況となり、ここ数日は欧州時間の方が米国時間よりも大きく動く傾向がみられます。

4時間足の動きが日足と連動し、徐々に週足の方向感に影響を与えてきています。
上位足の抵抗線に注意しながら、日足の方向感の継続を判断していきたいと思います。

今日の環境分析 2020年5月27日

一人十万円の定額給付金、少しずつ給付が行われているようですね。

昨日、筆者の自宅にも週内の振込予定の通知が来ました。
2日にオンライン申請していますので、約4週間要したことになります。
作業をして頂いた役所関係の方には感謝しますが、システム面での欠陥をあらわにしましたね。また、自粛中も継続して勤務していた医療・物流・小売関係者などや、直接的な影響を受けた飲食業界の人などに手厚い保証をしてほしいものです。

日本での給付は遅くなりましたが、世界的には多くの先進国で早い段階で給付されています。その資金の一部は、金融市場への投機資金として流れています。この間の説明できない株価の上昇などはその典型例だと考えています。

昨日は、前日の閑散とした市場から一転して、ボラティリティの高まる展開となりました。依然として、週足と日足の方向感の攻防は継続しているため、短期足の動向には注意が必要です。