今週は各国金融当局の発言に警戒!_5/20(月)

今日の環境分析 2024年5月20日

 週末金曜日は、ボラティリティが低下し、方向感のない展開となりました。市場全般に小動きの推移となり、トレードチャンスの少ない展開となりました。世界的にリスクオンの動きから、株式市場や商品市場に資金が流れています。米国株式市場は、NYダウが4万ドルにのせるなど、企業業績の裏付けに加えて利下げ期待から好調ですが、高値への警戒感を強めるべきと思います。株式市場の格言にある「Sell in May」に注意したいと思います。

 通貨相関からは、AUD・NZDの強さ、USD・CADの弱さが継続しています。GBPの堅調さがEUR対比で目立っています。JPYは中立的な位置づけとなり、上位足の弱さと比較すると戻りの動きを強めていると判断しています。引き続き、USD・CADの売り、AUD・NZDの買いを軸に通貨選択をしたいと思います。加えて、GBPJPYはいつ2008年8月以来の200円台乗せとなるのか注目しています。

 強い通貨: AUD・NZD・GBP
 弱い通貨: USD・CAD

 日足   : AUD>NZD>GBP>EUR>CAD>USD>JPY
 4時間足 : NZD>AUD>GBP>JPY>EUR>CAD>USD

 今週は、各国地域の金融当局発言が非常に多く予定されています。発言内容次第で限定的とは思いますが、市場への影響に注意したいと思います。そのほか、水曜日のニュージーランドの政策金利・FOMCの議事録公表、木曜日の日銀の国債買入オペ・各国地域のPMI(購買担当者景気指数)、金曜日の日本の消費者物価指数・英国の小売売上高にも注目です。それぞれ市場インパクトが大きくなることが想定されるため、警戒しておきたいと思います。
 本日は、市場インパクトを与える経済指標の発表はありませんが、米FRB高官や連銀総裁の発言が相次ぎます。米国株式市場は好調ですが、こうした局面では安易な利下げ期待から市場の過熱を回避するためにも、FRB高官からのタカ派的な発言で市場を牽制するものと思われます。こうした動きは週を通して想定されUSDへの影響があるため、個々の発言には注意したいと思います。なお、本日はカナダとスイスが祝日のため、金融市場は休場となります。

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