

先週(3月第2週)の決済トレードを掲載していませんでした。このため、チャートは3月第3週まで表示されています。合計では若干のプラスになっていますが、1勝5敗と勝率が低下しています。ボラティリティが急拡大している中で、トレンドの初動と判断した動きは反対方向となり、多くが損切りとなりました。
2月は、+806pipsとなりましたが、月末のトレンドで大きく取ったのが寄与しています。ボラティリティが高まり、日足ベースではどうしても遅れてしまう展開が多くなりました。先月もコメントした通り、4時間足でのトレードの方が良い結果をもたらしてくれたと思います。
10勝13敗と、勝率43.5%、平均収益+35pipsとなりました。平均保有日数は4.3日となりました。ペイオフレシオ2.5、プロフィットファクター1.9となりました。なんといっても勝率の低さは想定水準を大幅に下回っています。ボラティリティが高まる中で、エントリーサインを見送るべき局面で見送らなかった点が大きく響いています。これらはすべてMark1のサインであるため、発生サイン確認の精度を高める必要があると反省しています。一方、Mark2のサインは、2月は1回発生しました。月に1回程度しか発生しませんが、昨年来、勝率100%が続いています。
先週決済を迎えた通貨は、6勝3敗となりました。久しぶりにトレンドで大きく取ることのできる局面でした。AUDJPY(左列上)は、重要抵抗線で早めの決済をすれば+202pips/+280pips、キリ番の70円で決済すれば+274pipsでした。AUDUSD(左列中)は、バンドウォークの続く下落局面でリトライのエントリーとなりました。上位足で抵抗線のない局面でしたが、高値から直前安値までを基準としたフィボナッチを適用することができます。その場合は+109pipsで逃げることができますが、決済サインまで待った結果、損切りになっています。最も大きく取れたEURNZD(中列中)ですが、週足の重要抵抗線で決済すれば+581pipsとなります。決済サインはトレンドの目先終了を確認してから発生するので、重要抵抗線での決済をお勧めします。これは、損切りになる局面でも同様です。
1月は、月半ばのレンジ局面のポジションで損失を重ねました。月末にかけて短いトレンドが発生し、利益を積み重ねることはできました。月末にかけて含み益が拡大していましたが、2月に入ってから決済したポジションは利益を圧縮しました。どうしても本格的なトレンドの発生していない局面では、サインの有効性が落ちてしまいます。4時間足トレードのできる方は、より早くエントリーでき、確実な収益を確保することができる4時間足トレードの利用もご検討下さい。
11勝9敗、勝率55.0%、平均収益7.1pipsは過去最低水準です。平均保有日数4.1日となりました。ペイオフレシオ1.0、プロフィットファクター1.3と、不満足な結果に終わりました。決済サイン発生前に重要抵抗線での決済を優先しても、月間450pips程度でしたので、取りにくい月だったと判断しています。
GBP系2通貨の損失が大きく響きました。それぞれ、トレンドの初動との判断からサインが発生していましたが、継続せずに損切りになりました。GBPJPYは前週末金曜日に発生し、翌週初月曜日に決済となりました。サイン通りに表示していますが、金曜日のサインには注意が必要です。Mark’sTradeでは、週またぎのポジション保有は極力、推奨していません。
左の上下のチャートは、EURJPYの日足(上)と4時間足(下)のチャートです。買いサインが発生し損切りになりましたが、4時間足でみると日足の決済サインの前に反対のポジションである売りサインが発生しました。極めてレアケースですが、その後、日足でも売りサインが発生しました。トレンド転換の明確なサインといえます。