今週のスワップポイントは、全般に大きな動きはみられませんでした。HotForexでEURAUDとEURNZDのショートポジションが大きなマイナススワップですが、一時的なものと思われます。
ウクライナ情勢の進展がないまま、目先は金融引き締めが難しい局面にあるため、スワップポイントの上昇も期待できない状況です。その中で、プラススワップのポジションへの投資を継続していきたいと考えています。
スワップポイントは、各FX会社の考えるファンダメンタルの方向性になります。スイングトレードにおいては、プラススワップのポジションの優位性は継続していると考えます。
スワップ一覧_2022/3/5 (Axiory/BigBoss/XM/Titan/HotForex/外為ファイネスト)
先週紹介したプラススワップの通貨ペアのポジションは、最もプラスの多いBigBossで9通貨ポジションありました。これらポジションの1週間の騰落では6勝3敗、+1.62%となりました。なかでも、EURNZDのショートポジションは4%を超える下落となり、スワップポイントともに大きな収益となりました。
ウクライナ情勢の悪化を受けて、EURのスワップポイントの変化が継続しています。マクロ環境を一段と反映してきているので、大きなマイナススワップのポジションには逆風が吹いていると考えます。短期的な反動を求めるスキャルやデイトレであればともかく、スイングトレードでは避けておきたいポジションになります。
スワップ一覧_2022/2/26 (Axiory/BigBoss/XM/Titan/HotForex/外為ファイネスト)
ニュージーランドの利上げを受けて、関連通貨のスワップポイントが大きく変化しました。スイングトレードのように、日をまたぐポジションを保有し、スワップポイントが発生する場合には、NZD系通貨ペアのNZD売りポジションはマイナススワップが大きすぎる状況です。
ウクライナへのロシア侵攻を受けて、ECBの利上げ観測が遠のき、EURのスワップポイントは低下傾向にあるように思われます。
このため、EURNZDのショートポジションのスワップポイントが魅力的です。
もちろん、スワップポイントだけに注目してトレードするのは禁物です、しかし、マクロ情勢を反映しているのがスワップポイントと考えているので、プラススワップの通貨ペアのポジションをトレード候補としてみるのも面白いと思います。
スワップ一覧_2022/2/19 (Axiory/BigBoss/XM/Titan/HotForex/外為ファイネスト)
今回、新たに推奨したFX会社であるHotForexを追加しました。大きな特徴なく、海外FX会社の中ではマイナス幅は小さめです。スイングトレードにおいては、デメリットが低いため優位なFX会社であると思います。
また、外為ファイネストのマイナススワップ幅が全般に拡大する動きが目立っています。
スワップ一覧_2022/2/12 (Axiory/BigBoss/XM/Titan/外為ファイネスト)
Titanで、GBP系通貨ペアに変化がありました。前週の変化を修正する動きになっています。BigBossでは、前週のEURの変化を修正してきています。グローバルで金利上昇への動きが出てきているため、徐々にスワップポイントにも変化がみられます。
スイングトレードでは、日をまたぐポジションを保有することになるため、大きなマイナススワップポイントになっているFX会社でのポジション保有には気をつけたいと思います。
次週、表示しているFX会社を変更する予定です。
スワップ一覧_2022/2/5 (Axiory/BigBoss/XM/Taitan/外為ファイネスト)
今週は、英国とEUの政策金利の発表がありました。BOEは連続利上げ、ECBは現状維持としました。これを受けて、GBP・EUR系通貨ペアのスワップポイントに大きな変動がありました。
なかでも、BigBossがEURUSDの売りポジションのスワップポイントを大きく引き下げたのが目立ちます。
スワップ一覧_2022/1/29 (Axiory/BigBoss/XM/Taitan/外為ファイネスト)
米国・カナダの政策金利の発表を終えたことで、関連通貨に若干の変動がありました。
プラススワップのポジションが増えてきていることで、スイングトレードにおいて少しだけ追い風になってきています。
スワップ水準は、各国の金融環境を示していると判断できるため、スワップポイントの有利な方向での通貨選択は検討に値すると思います。
スワップ一覧_2022/1/22 (Axiory/BigBoss/XM/Taitan/外為ファイネスト)
今回より、Taitanを追加しました。近日中に、推奨FX会社として紹介する予定です。
Taitanのスワップポイントは、概ねAxioryと同じような状況になっていますが、Shortポジションでは不利なポジションが散見されます。
BigBossのプラススワップには注目です。USDJPYのロングポジションは、昨年8月以来の低水準にまで低下してきました。USDJPYの頭の重さを表しているかのようです。
(参考)表内の左欄の太字は、ポジション単位でFX5社中で最も不利な通貨ペアのポジションを示しています。赤背景のポジションは、-10を超えるスワップポイントとなっており、スイングトレードでは当該部分でのポジション保有は回避すべきです。白背景はプラス、灰背景はマイナススワップを示しています。白背景の赤字は、プラススワップの中で最も有利なポジションです。方向感が合えば積極的にポジションをとりたいポジションになります。
スワップ一覧(Axiory/BigBoss/XM/外為ファイネスト)2022/1/15
前週以上に、プラススワップの通貨ペアが多くなってきました。
スイングトレードでは、スワップポイントの水準にも注視した上で、FX会社の選択をすべきです。
この中で、BigBossのスワップポイントの水準には注目です。一部のマイナスの大きな通貨ペアはその通貨のボラティリティを考慮したものと判断できますが、プラススワップのポジションは、その二国間のファンダメンタルズを的確に表記しています。
スイングトレードにおいて、マクロシナリオを暗示しているため、通貨選択の参考になります。
スワップ一覧(Axiory/BigBoss/XM/外為ファイネスト)2022/1/8
全般に、プラススワップの通貨ペアが増えてきました。各国のファンダメンタルズを反映した動きが強まってきています。
スイングトレードにおいては、スワップも収益の源泉の一つとなるので、ポジションを保有する場合はFX会社の選択も大事な項目になります。