今週は、米国が0.75%の利上げを発表したことを受けて、AxioryではUSDJPYのスワップポイントが大きく変動しました。ドルストレート通貨全般にスワップポイントの変化として反映しています。
特徴的なスワップポイント方針をとるBigBossですが、現状は際立った特徴を見せていません。最近のUSDJPYの大きな下落を背景に、思惑的なスワップ戦略をとるかと思いましたが、穏当な数字に位置しています。BigBossのUSDJPYのスワップポイントに注目しています。
現状、スイングトレードではトレンドを確認できないため、日をまたぐポジションを持つことはほとんどありませんが、大幅なマイナススワップポイントのポジションが増えているため、注意しておきたいと思います。
スワップ一覧_2022/7/23(Axiory/BigBoss/XM/Titan)
今週は、21日(木)に日本銀行が金融緩和の継続、欧州中央銀行が0.5%の利上げを発表しました。この動きは、スワップポイントにはすぐに反映した様子はありません。前週、カナダが1%、ニュージーランドが0.5%の利上げを発表しましたが、XMとTitanでスワップポイントに反映しました。
全般に-10を超えるマイナススワップポイントが目立ち、国別の金利差が通貨ぺアにより反映されるようになってきました。スイングトレードのように日をまたぐトレードにおいては、通貨選択の際には無視できない水準になっています。大幅なマイナススワップポイントのポジションを保有する際には、慎重に臨みたいと思います。
スワップ一覧_2022/7/16(Axiory/BigBoss/XM/Titan)
7月13日にカナダが政策金利を1%引き上げたことを受けて、AxioryでCAD系通貨のスワップポイントが変化しました。同日にニュージーランドも0.5%引き上げをしたことを受けて、NZD系通貨のスワップポイントも変化しています。こうした政策金利の変更を素直にAxioryは反応しています。しかし、BigBossでは前週比で逆行した動きになっており注意が必要です。
日米金利差を背景とした円安ドル高が進んでいるように、スワップポイントには各通貨間の金利差が反映されます。プラスのスワップポイントは金利差の優位性があると判断できるため、通貨選択に役立てると思います。
スワップ一覧_2022/7/9(Axiory/BigBoss/XM/Titan)
プラスのスワップポイントになる通貨ポジションが増えています。プラススワップポイントは、各国間のファンダメンタルズを反映した結果になります。
スイングトレードにおいては、デイトレードよりもファンダメンタルズの影響を受ける度合いが強まります。このため、プラスのスワップポイントの通貨ペアは、通貨選択の第1段階として大事な役割を担っていると思います。
BigBossの特別だったスワップポイント方針は変更され、他社と同様の方針になりました。
スワップ一覧_2022/7/2(Axiory/BigBoss/XM/Titan)
本日から、HotForexと外為ファイネストを削除しました。
BigBossのUSDJPYに対するスワップ方針が変更されました。各社同様、ロングポジションのプラススワップ・ショートポジションのマイナススワップになりました。これで、FX会社間の裁定取引は不可能になりました。一方で、他社はスワップポイントが縮小する傾向にあります。
現状、EUR系通貨のショートポジションにプラススワップが目立っています。ウクライナ情勢の長期化に伴い、欧州経済の停滞を懸念するなか、ECBの金融引き締め策への警戒の動きにあると思われます。日本銀行の金融緩和策を継続していますが、世界の主要国が金融引き締め策を強めています。その度合いの変化がスワップポイントに細かに反映されていると思います。
スワップポイントは、各国のファンダメンタルズを反映しています。プラススワップポイントのポジションを参考にすると、通貨選択の際に優位に働くことが多々あるので注目してもらいたいと思います。
スワップ一覧_2022/6/25(Axiory/BigBoss/XM/Titan/HotForex/外為ファイネスト)
今週は、前週の米国の大幅利上げを受けて、XMとTitanでUSD関連通貨のスワップポイントが大きく変化しました。また、前週末に日本銀行から金融緩和の継続を発表され、JPY関連通貨のスワップポイントも小幅な調整が行われています。
BigBossのUSDJPYに対する意図的なスワップポイント方針が継続しています。各社がUSDのロングポジションに対するプラススワップに対して、ショートポジションのプラススワップが異常にも思えます。他の通貨ポジションのスワップが他社と同方向になっているだけに、USDJPYの突出が目立ちます。USDJPYにおけるFX会社間の裁定取引は一段と有利な状況になっていますが、BigBossの方針変換の突然の方針転換の可能性も否定できないため、警戒しておきたいと思います。
各国の金融引き締めの方向性が明確になってきたため、各国経済のファンダメンタルズを反映してプラスのスワップポイントが増加しています。スワップポイントの数字を見れば、各通貨の長期的な方向性がつかめると思います。スイングトレードにおいては、通貨選択の一つとしてプラススワップのポジションを参考にしたいと思います。
スワップ一覧_2022/6/18(Axiory/BigBoss/XM/Titan/HotForex/外為ファイネスト)
今週は、米国で大幅利上げとなり、USD関連通貨のポジションでスワップポイントの変更が行われました。また、前週発表されたユーロの利上げを反映した変化がありました。全般に金融政策に沿ってスワップポイントの細かい変更が行われています。
BigBossでは依然として、USDJPYで意図的なスワップポイント方針となっています。ショートポジションのプラススワップとロングポジションのマイナススワップが拡大し、金融政策の方向性とは逆方向に向かっています。一方で、Axioryでは金融政策の方向性に沿ったスワップポイントとなっています。USDJPYにおけるFX会社間の裁定取引は一段と有利な状況になってきました。
日本では金融緩和継続方針が発表され、主要国の金融政策の方向性が明確になってきました。想定外のスイスの利上げなど、日本を除く主要国の金融引き締めの傾向は強まっています。方向性が明確になってきているため、ファンダメンタルズに沿った通貨選択がしやすくなってきています。
スワップ一覧_2022/6/11(Axiory/BigBoss/XM/Titan/HotForex/外為ファイネスト)
今週は、オーストラリアの利上げの発表があり、AUD関連通貨のポジションでスワップポイントの変化がありました。また、前週のカナダの利上げを反映した変化がありました。これは、前週のカナダとニュージーランドの利上げでも見られた現象でした。各社ともに、金融政策の変更にスワップポイントに反映されるまでに時差があることに注意しなければならないことを再確認させられました。
BigBossのUSDJPYはわずかですが、再び、ロングポジションのマイナス幅、ショートポジションのプラス幅が拡大しました。XMのロングポジションのプラススワップが拡大したため、Big Bossのショートポジションとの裁定取引が一段と有利な状況になりました。米国のインフレピーク感の見方がある一方で、金融引き締めの継続との綱引きの環境下にあるため、スワップ方針の方向性には注意したいと思います。
スワップ一覧_2022/6/4(Axiory/BigBoss/XM/Titan/HotForex/外為ファイネスト)
今週は、カナダの利上げが発表され、CAD関連通貨ぺアのポジションでスワップポイントの変動がありました。また、前週のニュージーランドの利上げを受けた変動もありました。全般に金利差を意識したスワップポイントの決定をされているようです。
しかし、依然としてBigBossではUSDJPYのスワップポイントは、他社と大きく異なる方向性となっています。ショートポジションのプラススワップが続いており、AxioryやXMのプラススワップのUSDJPYのロングポジションとの裁定取引が可能な状況となっています。ただし、BigBossのロングポジションのマイナス幅の縮小、ショートポジションのプラス幅の縮小の動きが出ており、段々と裁定取引のチャンスは減衰していくと思われます。
スワップ一覧_2022/5/28(Axiory/BigBoss/XM/Titan/HotForex/外為ファイネスト)
今週は、ニュージーランドの利上げがありましたが、全般にスワップポイントに大きな変化は見られません。このところ、Titanのスワップポイントの丁寧な修正が目立っています。変化を見ると、ファンダメンタルズの変化をつかめると思います。
BigBossのUSDJPYは今週も、わずかながらショートポジションでスワップポイントが拡大しました。USDJPYのショート方向への持続性を想定しているようです。AxioryのUSDJPYのロングポジションはプラスのため、BigBossとの裁定取引が依然として可能な状況にあります。
スイングトレードにおいては、時間の経過も身に付ける必要があるため、スワップ戦略にも注意してもらいたいと思います。