今日の環境分析 2025年1月6日(月)

1月6日(月)日本:仕事始め
1月7日(火)EU:消費者物価指数
米国:JOLTS求人数
ISM非製造業景気指数
1月8日(水)豪州:消費者物価指数
米国:ADP雇用統計
FOMC議事録公表
1月9日(木)豪州:小売売上高
米国:新規失業保険申請件数
休場:米国
1月10日(金)米国:雇用統計
ミシガン大学消費者信頼感指数
カナダ:雇用統計
今週は、週末の米国の雇用統計に向けて、労働統計の発表が連続します。次期トランプ大統領の就任が近づくとともに、米国の移民政策に伴う労働市場のひっ迫警戒感が強まります。これを受けて米国金利が高止まりを続けるようだとUSDの強さが継続すると思われます。また、年末年始にかけて警戒していたJPY安の動きは限定的だったため、金利高を反映した中長期的なJPYの強さにも注意したいと思います。
2025年1月第1週(12/30-1/3)の実績
1月第1週は、昨年末の2日間を含んで表示しています。
9通貨ペア:+921.9pips
(12月累計3,766.7pips、1月累計624.3pips)
勝率:92.9%、13勝1敗
見送り:0回
トレード無し:1月3日(金)
収益上位3通貨:
GBPAUD(185.3pips)>EURAUD(138.0p)>GBPJPY(133.7p)
今週は、水曜日に休場となる元日を挟んだものの、クリスマス休暇明けとなったため、前週よりもボラティリティの高い展開となりました。今年最初の取引日の2日(木)は大きな動きがみられたものの、翌3日(金)は方向感の乏しい展開となりました。2日には100pipsを超えるトレードが4通貨あった一方で、久しぶりの負けトレードもありました。
推奨口座の一つであるAxioryのMT4のデータに注意してください。
通貨ペアによっては、2024年12月25日と2025年1月1日のデータが表示されています。このため、移動平均線などの過去データを使用するインジケータは、正常に表示されている他社のMT4と大きく異なります。
MT4のメニューから「ツール」>「ヒストリーセンター」で通貨を選択し、日足のデータに両日が表示されていたら、その問題が発生しています。Axioryのサポートセンターに問い合わせましたが、対応できないとの回答でした。
当面、他社のMT4を利用することをお勧めします。
2024年12月の実績
12月のデイトレードは、+3,766.7pipsと平均水準の収益となりました。今月もクロス円通貨が収益の柱となり、4通貨合計で2,590.0pipsと全体の収益の7割弱を占めました。12月は2日トレードをしない日がありました。1回当りで100pipsを獲得できたのは8回となりました。全体で67勝0敗、勝率100%、トレード1回あたりの平均収益は56.2pipsとなりました。見送り局面が多く、トレード回数は減少しました。
デイトレードにおいては、1時間足のチャートを見るだけで、判断することができます。ノウハウは個別コンサルティングにて提供しています。ご興味のある方は、お問合せください。
正月休みに入っている人は多いと思います。多くの企業が27日(金)に仕事納めとなり、金融機関も30日(月)に年内の最終営業日となりました。12月31日(火)から1月5日(日)までは、日本の金融市場は機能停止しています。
しかし、FXを含む海外市場の多くは1月1日(水)以外は、通常の取引を行っています。2日(木)からは新年度となるため、スタートダッシュを狙った動きが想定されます。
兼業トレーダーとして小遣い稼ぎを目指している方は、ゆっくりと長期の休暇を楽しんでほしいと思います。一方、専業トレーダーを目指す人は、休んでいる暇はありません。新年早々にトレードに参加する必要はありませんが、相場を見る習慣を崩さないようにしてほしいと思います。
今週は、日本が実質的に休みになっているので、東京時間では大きな動きは想定しづらいです。しかし、2日の欧州時間からは、チャートを眺めるようにしてほしいと思います。
チャートというのは、連続性の集合体です。その時々の動きを継続して表示したものです。正月休みだからといって、1週間、値動きを見ずに過ごしてはいけないと思います。
また、元日は市場はお休みなので、ゆっくり過ごして初詣に出かけるのも良いですね。その際に、普段、紙の新聞に接していない人は、ぜひ日本経済新聞をコンビニで購入するようにしてください。新聞の元日分は、多くの特集記事が満載です。各社は早くから記事の準備をするため、内容の速報性は限定的ですが、長期的な視点に立ったマクロ環境を認識するのに最適です。各種の記事から、為替相場にどのように影響してくるのか考察する習慣をつけると良いと思います。また、各界トップの株価・ドル円相場の予想があります。当たらないことで有名な記事ですが、財界人の考える方向性をつかむことができます。さらに、年間スケジュールが掲載され有用だと思いますので参考にしてください。
① 元日にコンビニで日本経済新聞を購入すること。
② 2日からチャートを眺めること。