今日の環境分析 2022年6月10日

昨日の欧州中央銀行(ECB)の理事会で、7月1日に量的緩和を終了するとともに7月中の0.25%の利上げを決定しました。さらに9月には大幅な利上げを検討し、マイナス金利を終了することを示唆しました。ほぼ事前予想通りだったため、EURの動きにサプライズは見られませんでした。

通貨相関からは、マイナー通貨の弱さ、JPYを除くメジャー通貨の強さの動きが出てきました。昨日まで、Mark’s Tradeではすべてのクロス円通貨の買いサインが出ていましたが、USDJPYを除く通貨ペアに第1利確サインが発生したので決済しました。

本日は、米国の消費者物価指数に注目しています。インフレのピーク感となる数字が出るのか、利上げ加速を裏付ける数字になるのか、指標発表後のUSDの値動きに警戒しています。また、同時刻に発表されるカナダの失業率にも注目です。USDCADの動きを注視したいと思います。

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