今日の環境分析 2022年6月23日

FRB議長の議会証言では、利上げの継続に伴う景気後退の可能性があることを認めたものの、サプライズな内容はありませんでした。USDJPYは136円台で推移していますが、頭の重たさを感じる動きになっています。Mark’sTradeでは、決済ポイントの一つにPivotを採用しています。日足の場合は月足のPivotをみていますが、現在、R3の水準にまで達しており、上値の追いにくい展開にあると思われます。

通貨相関からは、USDからEURに強さが移りつつあるかのような動きになっています。また、CADの強さも継続しています。一方で、JPYの弱さは継続していることから、クロス円に注目していますが、レンジ上限との判断もできます。前回高値抜け後のレジサポを確認するまでは投資判断を見送っています。

本日は、米国FRB議長の議会証言が下院で行われます。前日の上院の内容と変わらないと思われますが、注意しておきたいと思います。また、欧州各国のPMIが発表されます。内容次第では大きな変化も想定されるため、発表時間の値動きを警戒しています。