今日の環境分析 2022年6月28日

昨日は、小動きに推移しました。週の月曜日、月・半期の最終週であることから、閑散とした動きになっています。Mark’sTradeでは、日足で1週間サインが発生していない状況になっています。4時間足でもトレンドを確認できる通貨ペアがほとんどなく、方向感のない展開となっています。収束の動きを強めていますが、徐々に短期足で最終局面を迎えつつあります。月末が控えていることからすぐに発散に向かうとは考えにくいですが、発散の開始に向けて準備に入っていきたいと思います。

通貨相関では、JPYの上位足では弱さが継続しているものの、4時間足では最も強い動きになっています。このため、クロス円通貨のJPY売りのポジションに注目しています。また、CADの強さは上位足から下位足まで揃っているのが注目です。AUDやGBPの弱さが目立ってきており、一部のCAD系通貨の4時間足でトレンドを確認することができます。

海外ではG7首脳会議に合わせてロシアのウクライナへの動きが強まっています。国内では参議院選挙の選挙期間中ですが、新たなニュースが全く見られません。金融当局も動きにくい状況になっていることから、今週は閑散とした市場が続くと想定しています。このような時は無理なトレードをせず、次の相場への準備段階として備えておくことが大事だと考えています。

(参考)上記内容を音声で確認されたい方はこちら。テスト的に作成してみました。継続するかどうかは未定です。