
ドル円相場は、中東情勢を受けた原油価格の上昇や米金融政策の先行き不透明感を背景に、節目となる160円を突破して161円台をも視野に入ってきました。パウエル議長の理事残留発言により、利下げを指向する新理事が選任される可能性が消えたこともドル高を支える要因です。通貨相関からはドルの強さと円の弱さが際立っています。しかし、今夜は英欧の中銀政策金利発表に加え、米国のGDPやPCEデフレーターといった重要指標が集中しています。各総裁の発言内容次第ではユーロやポンドの急落もあり得るため、20時から22時にかけての激しい値動きには最大限の警戒が必要です。
ユーロ実質GDP第1四半期前年比:予想0.9%(前四半期1.2%)
英国BOE政策金利4月:予想3.75%(3月3.75%)
ユーロECB政策金利4月:予想2.15%(3月2.15%)
米国PCEデフレーター3月前年比:予想3.5%(2月2.8%)
米国実質GDP第1四半期前期比年率:予想2.0%(前四半期0.5%)
