昨日発表されたオーストラリアの消費者物価指数は、ほぼ市場予想通りの数字となりました。発表後にAUDは上下のブレはありましたが、下落基調に変化はありませんでした。全般には小動きに推移しましたが、メジャー通貨を除く通貨ペアにトレンドが発生しています。Mark’s Tradeではスイングトレードで監視対象21通貨中、9通貨にサインの確認ができます。
通貨相関からは、EURの強さが継続しており、JPY・GBPの強さも確認できます。金融政策が引き締め方向にある通貨が強く、引締め終了の通貨が弱いように、ファンダメンタルズを反映した通貨強弱になっています。ファンダメンタルズを背景にしているだけに、この動きは中長期的な視点から継続すると判断されます。EUR・GBP・JPYの買いに対し、マイナー通貨の売りの通貨選択を継続していきたいと思います。
本日は、米国のGDPに注目です。市場予想は2%と見込んでいますが、サプライズには注意が必要です。明日は日銀の金融政策の発表があります。金融緩和継続と見通されていますが、声明文の内容に注目しています。発表を前にJPYの値動きに注意したいと思います。