今日の環境分析 2023年4月13日

 昨日発表された米国の3月の消費者物価指数は、事前予想を下回り、9か月連続で伸び率が鈍化しました。これを受けて、次回のFOMCにおいては利上げ見送り観測がでてUSDが下落しました。しかし、従来の消費者物価指数への反応にくらべると小動きの変動にとどまりました。本日未明に公表されたFOMCの議事要旨では、利上げの一時停止を検討する意見もあり、今年後半からの緩やかな景気後退懸念を示唆するものでした。市場全般は、大きなイベントがあったにもかかわらず、小動きに推移しました。いつ大きく動き出してもおかしくない状況になってきました。

 通貨相関からは、各通貨が上位足から下位足まで方向感が揃ってきました。通貨の強弱が明確になってきていることから、通貨選択が容易になりつつあります。EUR・GBPの強い通貨群、AUD・CADの次に強い通貨群、そしてJPY・USD・NZDの弱い通貨群と分別することができます。強い通貨群と弱い通貨群の組み合わせで通貨選択をしていきたいと思います。

 本日は、オーストラリアの失業率、英国のGDP、米国の生産者物価指数に注目です。前日ほどのインパクトのある経済指標ではありませんが、内容次第では大きく動く可能性を秘めているため、発表時には警戒しておきたいと思います。スイングトレードにおいても、サインの確認できる通貨ペアが増えてきました。大きな動きにはつながっていませんが、兆しが表れていると判断しています。