昨日は、円が強い展開となりました。前日に高値を付けたEURJPYは大きなレンジの上限にきたため、上値追いが難しい局面になってきました。EURの強さに変わりはないため、EURJPYを除くEUR関連通貨は堅調な推移となっています。また、AUD関連通貨の下落が目立ちました。
通貨相関からは、メジャー通貨の強さ、マイナー通貨の弱さが目立ちます。メジャー通貨間では、EUR・GBPが下位足で一服の動きがみられますが、上位足に波及するまでには到っていないことから、強さが継続していると判断しています。マイナー通貨は、上位足から下位足まで弱さが揃っていることから、マイナー通貨の売りを軸にした通貨選択をしたいと思います。
本日は、オーストラリアの消費者物価指数に注目です。内容次第では再度の金融引き締めの可能性があるため、警戒しておきたいと思います。軟調な展開が続いているAUDの反転のきっかけとなるのか、下落が加速するのか注目しています。