今日の環境分析 2023年4月19日

 昨日は、英国の失業率やカナダの消費者物価指数が発表されました。ともに事前予想とほぼ同じ水準であったことから市場インパクトはありませんでした。前日同様、全般に小動きに推移し、ボラティリティが一段と低下しました。チャートからは収束の動きを強めていることから、発散のきっかけ待ちの状況にあります。

 通貨相関からは、下位足でUSDの強さが継続しています。CADは上位足から下位足まで強さが揃っています。一方、JPY・NZDも上位足から下位足まで弱さが目立つことから、これら関連通貨の売りポジションに注目しています。

 本日は、英国の消費者物価指数に注目です。昨日同様、市場予想と大きく乖離していなければ、市場インパクトは少ないかもしれません。各通貨ペアともに収束の度合いを強めています。いつ大きく動き出してもおかしくない状況にあるため、足元の値動きには注視したいと思います。

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