今日の環境分析 2022年6月27日

前週末は、小動きの推移となりました。英国の小売売上高の発表に注目していましたが、大きな動きにはつながりませんでした。全般に調整の動きが強く、方向感のない展開となりました。今週は、26日から28日までG7首脳会議、27日から29日にECBフォーラムが開催されます。その他、国際的会議が多く開催されるため、ウクライナ情勢やエネルギー価格の上昇などのインフレ対策などが議論されるものと思われます。今週は、これら会議に関連した政府首脳や金融当局の発言に警戒したいと思います。

通貨相関からは、足元、JPYの強さが目立ってきています。同様にUSDの弱さがみられます。これは、金曜日朝の段階と同様の動きになっています。このため、USDJPYの短期足では弱さがみられるため、上値を追うのは難しい局面にあります。また、CADの強さが上位足から下位足まで強さが揃っており、CAD系通貨の動きに注目です。全般に、方向感のない動きがみられるため、トレンドの発生を確認できる通貨ぺアがありません。

今週は、月末であるとともに、四半期、半期の最終週となります。このため、期末を意識したポジション管理の動きが想定されます。新たな動きが発生するのは、期明けの来週からになると判断しています。収束からの発散の動きがみられるまで、見送り姿勢を維持していきたいと思います。

(参考)上記内容を音声で確認されたい方はこちら。テスト的に作成してみました。継続するかどうかは未定です。

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