今週は、米国で大幅利上げとなり、USD関連通貨のポジションでスワップポイントの変更が行われました。また、前週発表されたユーロの利上げを反映した変化がありました。全般に金融政策に沿ってスワップポイントの細かい変更が行われています。
BigBossでは依然として、USDJPYで意図的なスワップポイント方針となっています。ショートポジションのプラススワップとロングポジションのマイナススワップが拡大し、金融政策の方向性とは逆方向に向かっています。一方で、Axioryでは金融政策の方向性に沿ったスワップポイントとなっています。USDJPYにおけるFX会社間の裁定取引は一段と有利な状況になってきました。
日本では金融緩和継続方針が発表され、主要国の金融政策の方向性が明確になってきました。想定外のスイスの利上げなど、日本を除く主要国の金融引き締めの傾向は強まっています。方向性が明確になってきているため、ファンダメンタルズに沿った通貨選択がしやすくなってきています。