昨日は、AUD中心にCAD・NZDのマイナー通貨の上昇が目立ちました。また、JPYの弱さからクロス円の上昇が目立ちました。ただ、USDJPYは前日来の130円を挟む動きとなり上値の重さを感じる動きです。本日、重要な経済指標を控えていることから、動きにくい展開にあると思われます。
通貨相関からは、AUDの圧倒的な強さとCADのAUDに続く強さが見られます。一方、JPYの圧倒的な弱さとGBPのJPYに続く弱さが見られます。全般に、マイナー通貨の強さが目立っています。株式・商品などの足元の堅調な動きから、リスクオンの動きが反映しているものと思われます。
本日は、米国の雇用統計、ISM非製造業景況指数の発表に注目しています。米国経済のインフレのピーク感をどのように判断できるのか、その結果により年後半に向けた米国の金融引き締めに変更の可能性があるのかに影響されます。