+3,256.3pips獲得_1月のデイトレード

2024年1月の実績

1月のデイトレードは、3,256.3pipsとなりました。上旬は100pips以上取れたトレードが5回あり安定していたものの、中旬以降の方向感のない相場が続き、収益を伸ばすことができませんでした。22日には3通貨で負けトレードとなるなど、第4週は難しい局面でした。日ベースでは1日もマイナスにならず、トレード見送りとなったのは3日でした。勝率は95.1%となり、対象9通貨中6通貨が勝率100%となるなど、過去1年間で最高水準となりました。逆に、GBPUSDの勝率の低さが目立ちました。全体で、77勝4敗、勝率95.1%、平均収益40.2pipsとなりました。負けトレードの平均損失は-3.3pipsと過去最低水準になりました。

JPY?USD?強いのは?!_2/1(木)

今日の環境分析 2024年2月1日

 本日未明、米国においてFOMCは政策金利の据え置きを発表しました。据え置きは事前予想となり、声明文とその後のFRB議長の会見に注目が集まっていました。そのなかで、FRB議長は政策金利はピークに達し、年内に利下げをすることは妥当だとしたものの、今回の議論の中では利下げの提案はなかったと発言しました。3月の利下げの可能性は高くないと早期利下げを否定したことで、USDの強さにつながりました。一方、米国時間朝方に発表された1月のADP全米雇用報告は、+10.7万人増と予想の+14.5万人増を大きく下回る弱い結果となり米国金利は低下し、USDは下落する局面がありました。このように日を通してUSDは上下動しましたが、早期利下げの否定に伴いUSDの強さを確認することになりました。
 昨日、1月21~22日に開催された日銀金融政策決定会合における主な意見が公表されました。その中で、金融政策の正常化へ前向きな意見が多数出されました。3~4月にマイナス金利解除の可能性が高まり、早ければ次回3月18-19日の金融政策決定会合でマイナス金利が解除されることになります。主要先進国が利下げ転換に向けた動きが強まっているなか、日銀としては金融政策正常化を前倒しに実施する必要があると思われます。こうした動きがJPYの強さにつながっていくものと思われます。

 通貨相関からも、昨日の動きを反映しています。JPYやNZDなどが強さを回復し、EUR・GBPの弱さを確認することができます。USDは相対的には中立に位置しており、AUDの弱さが目立つ展開になっています。昨日は、AUDJPYが21通貨のなかで最も下落幅が大きくなりました。基調的な弱さのみられるEURを軸に通貨選択をしたいと思います。GBPは本日の政策金利の発表を待ちたいと思います。

 強い通貨:JPY・CAD・NZD
 弱い通貨:EUR・AUD・(GBP)

 日足   : GBP>USD>CAD>EUR>NZD・AUD・JPY
 4時間足 : JPY>NZD>CAD>USD>AUD>GBP>EUR

 本日は、英国政策金利の発表に注目です。金利据え置きと予想されていますが、一部には利下げとの判断も出てきています。しかし、英国経済の突出して高いインフレ率から、利下げは時期尚早と考えています。前回は複数の委員が利上げとしましたが、今回の意見の賛否の比率が注目されています。また、その後のBOE総裁の発言に注目したいと思います。また、EUの消費者物価指数や米国のISM製造業景況指数・新規失業保険申請件数にも注目です。なかでも、米国の経済指標はFOMCを終えた後だけに、明日の雇用統計とともに3月のFOMCの金融政策に向けた判断材料となるため警戒が必要です。