豪政策金利に注目!_2/6(火)

今日の環境分析 2024年2月6日

 昨日、FRB議長はTVインタビューで、利下げを急がない姿勢を強調しました。ISM製造業景況指数は、53.4と前月比+2.9となり、市場予想の52.0を上回りました。先週の雇用統計に続き、米国経済の力強さを確認することになりました。これを受けてUSDは上昇しましたが、USDJPYは上値の重さが見られます。1月高値の148円台後半水準に位置していますが、149円台を前に動きが鈍っています。USDやCAD関連通貨に動きが出てきているものの、全般には依然として方向感の乏しい展開が続いています。

 通貨相関からは、USDの強さが継続しています。USDにつれてCADの強さも目立つ展開になってきました。EUR・GBPはUSD対比の弱さは見られるものの、強いグループ群に戻りました。AUDの弱さが継続し、JPYは再び弱くなってきました。基調的な強弱感の明確なUSD・CADやJPY・AUDを軸に通貨選択をしたいと思います。

 強い通貨:USD・CAD・EUR
 弱い通貨:AUD・NZD・JPY

 日足   : USD>CAD>GBP>EUR>JPY>NZD>AUD
 4時間足 : USD>EUR>CAD>GBP・NZD>JPY>AUD

 本日は、オーストラリアの政策金利に注目です。市場見通しは金利据え置きとされていますが、声明文や総裁会見で利下げに前向きな内容があると、AUDの弱さが加速すると思われるため警戒が必要です。また、先週FOMCを終えたことで、FRB高官の発言が増えてきました。これらの発言にも注意しておきたいと思います。

 本日2月6日は、「ブログの日」だそうです。読者の皆様のおかげで、ブログランキングで、スイングトレード部門で1位、デイトレード部門で2位にまで上昇することができました。スイングトレードでの1位は久しぶりです。これからも応援をよろしくお願いします。