今日は10月4日、投資の日です。健全な資産形成を目指していきましょう!
昨日は、米国のJOLTS(雇用動態調査)が市場予想の880万人を上回る961万人となり、労働市場の逼迫から長期金利が上昇しました。これを受けてドル買いの動きが強まり、USDJPYは1年ぶりの150円台に突入しました。しかし、直後に一時USDJPYは147円台半ばまで急落し、クロス円通貨すべてが急落しました。金融当局からのコメントはないものの、円買い介入があったものと想定されています。日中に発表されたオーストラリアの政策金利は予想通りの据え置きとなり、一部に期待された新鮮味のあるコメントもなく、AUDの下落が強まりました。前日にみせた反転の動きを否定することになりました。
通貨相関からは、USDの強さが継続しています。JPYは昨夜の急激な円高を受けて下位足ではUSDと並ぶ強さとなりました。AUDの弱さが続いており、NZDの強さはピークを越えたように思われます。本日、先月から保有してきたNZD関連通貨のスイングポジションを決済しました。CADの弱さが続いていることから、マイナー通貨全般に弱い動きになりました。この結果、EUR・GBPの相対的な弱さが緩和されました。USDの強さを背景とした通貨選択を行いたいと思います。
本日は、ニュージーランドの政策金利の発表に注目です。前日のオーストラリアと同様に、据え置きが見込まれています。また、米国のISM非製造業景況指数にも注目です。その前に発表される米国のADP全米雇用報告は、昨日のJOLTS発表後の動きが印象に強いため、発表内容に注意したいと思います。USDJPYはその際の動き次第で、再度介入の可能性が高まるので警戒しておく必要があります。