今日の環境分析 2023年9月13日

 昨日発表された英国の失業率は、3か月連続で上昇し英国債利回りが低下し、GBPが下落しました。前日大きく変動したJPYは小動きの推移となり、全般にボラティリティは落ち着きました。本日の米国の消費者物価指数の発表を前に、様子見の動きが続いています。

 通貨相関からは、USDの弱さが継続し、JPYは反落の動きとなりました。CAD・AUD・NZDと堅調な展開になっており、対するメジャー通貨の弱さが目立つ状況にあります。前日と継続して、メジャー通貨売りのマイナー通貨買いの通貨選択をしたいと思います。

 本日は、米国の消費者物価指数に注目です。今週最大の注目材料になるため、発表時間に向けて思惑的な動きが強まると思われます。来週のFOMCにおいては利上げ見送りが市場のコンセンサスになっていますが、年内利上げの可能性を判断する大きな材料になります。内容次第では、USDの反転の動きが強まることも想定されるので警戒が必要です。また、英国のGDPにも注目しています。

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