昨日は、英国と米国が祝日で金融市場は休場のため、閑散な市場となりました。日本時間も含めすべての時間帯でボラティリティは低水準となり、終値ベースでの値幅でも±0.5%を超える通貨ペアはなく全般に小動きに推移しました。小動きに推移した結果、収束を強める通貨ペアが多くなってきました。
通貨相関からは、USDの強さが継続し、CADがUSDに追随する動きから強さが目立つようになりました。一方、JPY・NZDの弱さが継続しており、EURの弱さも目立つようになってきました。上位足から下位足まで方向感の揃っているUSD・CADの買いを軸に、通貨選択をしたいと思います。
本日は、欧州時間・米国時間では実質的な週明けとなるため、値動きに警戒したいと思います。日本では五十日(ごとうび)であり月末調整の動きも想定されることから、USDJPYの堅調な展開になると考えています。週後半の米国の重要な経済指標の発表を前に、USDへの思惑的な動きがUSDの堅調さを支えることになると考えています。ただし、経済指標の内容次第では反転の動きが強まることも想定されるため、慎重なスタンスで臨みたいと思います。