連休明けの米国時間に注意!_2/20(火)

今日の環境分析 2024年2月20日

 昨日は、重要な経済指標の発表がなく、週明けに加え米国が祝日で金融市場が休場になったため、すべての時間帯でボラティリティが大幅に低下しました。市場全般に小動きに推移し、収束の動きを強めることになり、発散に向けた動きがいつ出てもおかしくないため、動き出すきっかけを待っている状況にあります。

 通貨相関からは、マイナー通貨の強さ、メジャー通貨の弱さが継続しています。依然としてNZDの強さが際立っており、つれてAUDも堅調な展開になっています。メジャー通貨の中ではGBPの弱さが高まってきており、対してEURが相対的に堅調な動きになっています。USDの弱さが継続していることから、JPYが弱い展開であっても、USDJPYの上値追いが難しい状況が続いています。本日もメジャー通貨の売りを軸に通貨選択をしていきたいと思います。

 強い通貨: NZD・AUD
 弱い通貨: GBP・JPY・USD

 日足   : NZD>USD>CAD>AUD>EUR>GBP>JPY
 4時間足 : NZD>AUD>EUR>CAD>JPY>GBP>USD

 本日は、オーストラリアの2月6日開催分のRBA議事録公表やカナダの消費者物価指数に注目です。米国では連休明けとなり、米国時間のボラティリティの高まりが期待されます。明日にFOMCの議事録公表を控えているものの、サプライズの内容はないと想定しています。このため、様子見気分が強くても先行した動きが出てくる可能性があると考えています。実質週明けとなる米国時間の値動きに警戒したいと思います。