今日の環境分析 2023年7月5日

 昨日は、米国が独立記念日の祝日であったことから、日を通してボラティリティが低下し、全般に小動きに推移しました。朝方、発表されたオーストラリアの政策金利は大勢の予想通りの据え置きとなり、久しぶりにサプライズはありませんでした。発表直後には利上げがなかったことで、AUDは急落しましたがすぐに戻りました。依然として、Mark’s Tradeのスイングでは日足ではすべての通貨ペアを見送っています。4時間足でNZD関連通貨に買いポジションを保有しています。

 通貨相関からは、NZDが強く、連れてAUDも堅調な展開となっています。逆に、USD・EUR・CADの弱さが目立ちます。この結果、相対的にJPYの弱さが緩和されています。GBPは、EUR対比で堅調であるため相対的な強さが目立っています。オセアニア通貨、GBPの買いに注目したいと思います。USDは弱さが継続しているため、ドルストレート通貨に注目しています。

 本日は、日本時間明日未明に発表されるFOMC議事要旨に注目です。この発表を前にUSDは動きにくい展開にあるため、慎重な姿勢で臨みたいと思います。しかし、本日からが本格的な四半期相場の開始であるとも判断できるため、新たなポジション構築の動きには注意しておきたいと思います。

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