今日の環境分析 2023年6月23日

 昨日、英国中央銀行は政策金利を発表し、前回までの+0.25%の利上げからサプライズとなる+0.5%の利上げ幅拡大を実施しました。発表直後に上下に振れる展開となりましたが、利上げ継続を意識して買われてきたGBPにとっては、サプライズではなかったようです。米国FRB議長は前日に続き議会証言を行い、年内複数回の利上げの可能性を示唆しました。市場では複数回の利上げに否定的ですがUSDは堅調な展開となり、USDJPYは昨年11月の戻り高値を抜け143円台に入りました。徐々に金融当局の介入に対して警戒すべき水準に入ってきました。

 通貨相関からは、JPYの弱さが再び強まりました。USDの堅調さと連れてCADの強さが目立つ展開になっています。USDの強さからUSDJPYが上昇したことで、JPYの弱さが際立ちクロス円通貨全般に強い展開となりました。昨日に続き、USD買いの通貨選択をしたいと思いますが、JPYは消費者物価指数の反応を見た後で判断したいと思います。

 本日は、日本の全国消費者物価指数に注目です。内容次第では、日銀の金融政策修正への後押しになる可能性が高く、目先の円安に歯止めをかけることになるのか、値動きに警戒したいと思います。また、英国の小売売上高にも注目しています。インフレの高止まりの影響がどの程度でているのか確認し、昨日の大幅利上げを背景にGBPは大きく動く可能性もあるので注意したいと思います。さらに、本日は欧米各国地域の製造業とサービス業のPMIが発表されます。発表時間はばらばらになるため、各発表時間の値動きを注視したいと思います。