スワップ一覧_2022/4/30(Axiory/BigBoss/XM/Titan/HotForex/外為ファイネスト)

BigBossのUSDJPYのスワップポイントが大きく反転しました。再び、ロングポジションがプラスに、ショートポジションがマイナスになりました。130円を目前に反落した際にはショートポジションを優勢と判断したものの、再び、反転してきたのを機に通常のスワップポイントに戻りました。

日銀の金融緩和継続姿勢に変化がないことを確認され、JPYに関連した通貨ペアのポジションが大きく動きました。また、前週に続き、CAD・NZD関連通貨のスワップポイントの変化が目立ちます。プラススワップの方向に価格が動く傾向がみられるため、方向感には注意していきたいと思います。

今日の環境分析 2022年4月29日

昨日は、日銀が金融緩和の継続を強く表明したため円安が進み、USDJPYは130円を通過点に131円を付ける場面もありました。クロス円通貨が大きく上昇し、すべての通貨ペアで1%以上の上昇となりました。なかでも金融引き締めに積極的な環境にあるUSDJPY・CADJPYの上昇が目立ちました。

日銀は、金利上昇を何よりも警戒しており、国内経済の悪化より保有国債の評価損の拡大を回避したい内向きの姿勢にしかみえません。金融姿勢の維持を確認したことからJPYの買う理由を見つけることが難しくなってきました。

通貨相関では、圧倒的な弱さのJPYやEUR・GBPの弱さが目立っています。一方で、USD・CADの強さは継続しており、これら通貨の組み合わせに注目しています。

本日は、日本の祝日で休場のため、JPYの予想外の値動きに警戒したいと思います。国内機関投資家の不在の祝日には、JPYの流動性が低下するため一方通行になることが良くあります。月末最終日・週末でもあることから、ボラティリティの高さに警戒したいと思います。

今日の環境分析 2022年4月28日

昨日は、久しぶりに±1%以上変動する通貨がなく、落ち着いた動きになりました。しかし、個別で見ると、USDJPYが再び128円台に入ったり、EURUSDが5年ぶりの安値になるなど下落が加速したりしました。

本日は日銀の金融政策が発表されます。日銀総裁の会見に注目しています。金融緩和の継続姿勢や、円安が日本経済にプラスとの認識に変化があるのか注目しています。昨日の128円台は、日銀の金融政策に変化はないと判断し、先取りした動きと思われます。

ロシアの東欧2か国への天然ガス供給停止により、欧州経済悪化懸念からEURの弱さが目立ちました。ECBの年内利上げの不透明感が漂ってきています。

通貨相関からは、EUR・GBPの弱さ、USDの強さが継続しています。また、CADの堅調さが目立っています。マイナー通貨は徐々に弱さが軽減してきています。日本では月末最終日にあたり、日銀の金融政策の発表を契機にポジション調整の動きが強まると判断しています。クロス円の動きには警戒しておく必要があると思います。

今日の環境分析 2022年4月27日

昨日もクロス円が大きく下落しました。表の前日終値欄の前日比は±1%以上を太字表記していますが、前週後半から太字の通貨ペアが増えています。通常、±1%以上動くと翌日には反動がありますが、このところ継続して動いており、日足ベースでのトレンドの発生を示していると考えられます。

市場全般にボラティリティが高まっており、大きなうねりが見て取れます。USDの継続した強さ、JPYの反転した強さの一方、マイナー通貨の弱さが目立っています。また、GBPも前週末の英国小売売上高の発表以降、さえない展開が続いています。短期足の動きが長期足に波及しており、目先のトレンドの持続性を示していると思われます。

現状、Mark’s Tradeでは、ほとんどの通貨ペアにサインが発生しています。4時間足でも同様です。クロス円やドルストレート通貨の売りサインが目立っています。月末週であるため慎重なスタンスで深追いをしないようにしたいと思います。

今日の環境分析 2022年4月26日

昨日は、AUD関連通貨やクロス円の下落が目立ちました。中国で上海に続き北京でロックダウンの可能性が高まったことで、中国経済への懸念を受けた動きがAUDの下落につながったものと思われます。4時間足では、短期的なトレンドを確認できる通貨が増えてきました。

通貨相関では、短期足に反転の動きが出てきており、JPYの強さやAUDの弱さが目立っています。USDは長期足から短期足まで最強通貨になっており、ドルストレート通貨に注目しています。

ゴールデンウィークを前にした月末週であるため、JPYに関してはポジション整理の動きが強まる可能性が高いと判断しています。その場合にはクロス円通貨は予想外の円高方向の可能性も否定できないと思います。しかし、USDの強さからUSDJPYは堅調な展開を想定しています。

今日の環境分析 2022年4月25日

週末は、英国の小売売上高が予想外の低水準となり、個人消費の停滞をしめしたことから、GBPが急落しました。GBP以外でも半数近くの通貨ペアが1%以上変動しており、全般に方向感の転換を暗示しています。このところずっと、短期足の動きは長期足へ波及してきませんでしたが、先週末から波及してきだしました。その典型例がUSDJPYの目先の天井確認の動きだと判断しています。

Mark’s Tradeにおいても、日足では複数の通貨ペアでサインが発出されています。ただ、大きめの陽線・陰線で発生したサインのため、継続性を確認できるのか、エントリーには慎重に臨みたいと思います。

今週は、米国では金融当局がブラックアウト(FOMCメンバーが金融政策について発言禁止)期間に入るため、米国金利は落ち着いた動きが想定されます。一方、日本では木曜日に日銀の政策金利&声明が発表され、同日の日銀総裁の記者会見でのコメントに注目しています。財務大臣が急激な円安への懸念を表明しても、日銀総裁が金融緩和の継続姿勢を示しています。目先は、円安一服の動きになっていますが、日銀総裁の発言次第では再度の円安の可能性も否定できません。

スワップ一覧_2022/4/23(Axiory/BigBoss/XM/Titan/HotForex/外為ファイネスト)

BigBossのUSDJPYのスワップポイントがさらに拡大しました。なかでもロングポジションのマイナススワップが大きく拡大しています。130円目前で反転したことで、これ以上は上に行かせないかのような意図を感じます。前週に案内したAxioryのロングポジションはマイナススワップに転じたので、FX会社間のスワップアービトラージの戦略は無効となりました。

CAD・NZDは前週の利上げ発表を受けて、CAD・NZDのロングポジションのプラスが目立ちます。なかでもEURCADやEURNZDのショートポジション(=CADのロング)は、ほぼ全社でプラススワップになっています。これら通貨ぺアの方向性に注視していきたいと思います。

今日の環境分析 2022年4月22日

昨日は、ECBの早期利上げ観測が伝わりEURの急騰がありましたが、継続するまでにはいたりませんでした。本日は、欧州各国のPMIの発表やECB総裁の発言が予定されています。週末でもあり、個々の内容に反応する可能性は高いと思います。

しかし、通貨相関でも、各通貨ペアのチャートでも、トレンドの発生を確認できません。Mark’sTradeでは、日足・4時間足でもほぼすべての通貨ペアにサインが発生していません。JPYの弱さのみ継続しているものの、クロス円通貨も待ちの姿勢になっています。本日は、欧州時間の経済指標に注意したいと思いますが、基本は見送り姿勢で臨みたいと思います。

今日の環境分析 2022年4月21日

昨日の東京時間では、USDJPYは129円を簡単にクリアし、130円に手が届く水準まで達しました。目先の達成感から利食い売りが優勢となり、一旦は目先の天井を確認することになりました。しかし、USDJPY以外のクロス円通貨はUSDJPYほどの調整をしていません。このため、JPYの弱さを確認する結果となりました。多くのクロス円通貨は、押し目待ちの姿勢になりそうです。

通貨相関では、マイナー通貨、なかでもCADとAUDの強さが際立っています。JPYを始めとしたメジャー通貨は弱さを確認できます。CAD・AUD関連通貨の目先の動きには注目しています。

今日の環境分析 2022年4月20日

昨日は、すべてのクロス円通貨が1%以上の上昇となりました。日本時間でのボラティリティが高く、最弱通貨になっているJPYが売られています。一部の通貨ペアでは上昇を続けながらも、テクニカル的に改善しました。USDJPYは、昨日コメントした朝方には127円目前だったものが、1日後の現時点で129円目前にまで迫っています。心理的な節である130円までを目指しているかのようです。反転する懸念を抱えながら、日本GWを前にしてクロス円通貨の短期的な上昇を容認せざるを得ない状況になりました。

通貨相関では、JPYの圧倒的な弱さ、CAD・USDの強さが目立ちます。上位足から下位足まで方向性が揃いつつあり、これら通貨の組み合わせに継続して注目しています。