今日の環境分析 2022年4月6日

昨日は、RBAのコメントへの反応からAUDが大きく上昇しました。ウクライナ情勢に関連し今後は資源相場の高値安定が想定されるため、豪州経済の堅調さを反映した金融引き締めの強まりが連想されました。クロス円通貨ペアは、先月後半の急上昇からの調整に一服感が出てきました。明確なトレンド回復にまで至っていないので、買いサインと判断するまでに至っていません。EURは、ロシアへの制裁強化の方向性から欧州経済全般への懸念から弱さを継続しています。これを受けて、いくつかのEUR関連通貨ペアは、日足ベースでのサインを確認できるようになりました。

通貨相関からは、JPY・EUR・GBPの弱さが目立っているため、これら通貨と組み合わせた通貨ペアに注目しています。

本日は、日本時間の明日未明に米国FOMCの議事要旨(3/15-16開催分)が公表されます。金融引き締めの方向性を裏付けるコメントがあるのか注目しています。内容次第では、再びUSDの強さを加速するかもしれないので警戒しています。