今日の環境分析 2022年4月13日

昨日発表の米国の消費者物価指数は、事前予想に沿った数値となり、米国のインフレ警戒や金融当局の強気の金融引き締めの方向性を確認する結果となりました。しかし、USDは織り込み済だったようで、材料出尽くしの反落の動きになりました。

通貨相関では、連続して短期足が長期足の調整の動きになっています。しかし、短期足の動きが長期足に波及するまでには到っておらず、方向性の乏しい展開になっています。

本日は、ニュージーランドとカナダの政策金利の発表に注目しています。近隣のオーストラリアや米国が金融引き締め姿勢を強めていく中で、両国の金融政策の引き締め度合いに注目しています。