今日の環境分析 2024年4月22日
週末金曜日は、中東情勢の緊迫化で市場は混乱しましたが、一時的な動きにとどまりました。日中のボラティリティは高まりましたが、日足の終値ベースでみると小動きの結果となりました。とはいえ、市場は動意づいてきていると判断しています。大きな流れになる前兆と考えています。
通貨相関からは、USDの強さが一服し、相対的にCAD・EUR・JPYの強さが目立つようになってきました。AUD・NZDの弱さが継続し、GBPの弱さが際立つようになってきました。GBPの売り、GBPを除くメジャー通貨の買いを軸に通貨選択をしたいと思います。
強い通貨: USD・CAD・EUR
弱い通貨: GBP・NZD・AUD
日足 : USD>CAD>EUR>AUD・NZD>JPY>GBP
4時間足 : CAD>EUR>JPY>USD・AUD>NZD>GBP
今週は、金曜日に発表される日銀の金融政策が最大の注目です。前回の会合で変更したあとだけに今回は据え置き見通しとなりますが、声明文や日銀総裁の発言内容に注目したいと思います。火曜日の欧米各国地域のPMI、水曜日のオーストラリアの消費者物価指数と米国の耐久財受注、木曜日の米国のGDP、金曜日の東京都区部の消費者物価指数と米国のPCEデフレーターにも注目です。本日は、ECB総裁の発言に注意したいと思います。