デイトレードの実績_2023年2月第3週

2月第3週は、9通貨ペアで+729.8pipsとなりました。17回トレードし、17勝0敗、勝率100.0%です。5回トレードを見送っています。今週は、EURJPY・AUDJPYはトレードを行いませんでした。

デイトレードのノウハウについてもチャートに掲載しました。また、見送り場面も表示するようにしました。この1時間足のチャートを見るだけで、判断することができます。ノウハウは個別コンサルティングにて提供しています。ご興味のある方は、お問合せください。

今日の環境分析 2023年2月17日

昨日発表された米国の生産者物価指数は、事前予想の前年同月比+5.4%を大きく上回る+6.2%となりました。このところ発表される米国の経済指標は、インフレ継続を示唆するものが多くなっています。このため、3月のFOMCでは+0.25%の利上げで金融引き締めの終了と予想されていましたが、+0.50%の利上げや利上げ継続を否定できないと予想する投資家が徐々に増えてきました。こうした動きを受けて、米国金利は上昇し、USDは堅調な展開となりました。

通貨相関からは、USDの強さが確定しつつあります。USDの強さの回復とともにJPYの弱さが目立つようになってきました。GBP・NZD・AUDも弱くなっており、EURが若干強含んでいるもののUSDの独歩高になりそうな動きになってきました。米国のファンダメンタルズに裏付けられているため、ドルストレート通貨を中心に注目していきたいと思います。

本日は、英国の小売売上高に注目です。EUR対比でGBPの動きが弱いため、この流れが継続するのか反転するのか注意したいと思います。週明け月曜日は、米国とカナダが祝日で金融市場は休場となります。このため、週末でもある本日はポジション調整が想定されるため、早めの決済を心がけたいと思います。

今日の環境分析 2023年2月16日

昨日発表された英国の1月の消費者物価指数は、前年同月比+10.1%と3か月連続で伸び率は鈍化しました。米国の1月の小売売上高は前月比で+3%と予想を上回り、個人消費の堅調さを確認する結果となりました。金融引き締めの継続を意識する内容であったことから、USDは上昇しました。USD関連通貨以外は小動きに推移し、ボラティリティも低下しました。

通貨相関からは、JPYの弱さが継続し、USD・EURの強さが目立つ展開になってきました。これまで強い動きを見せていたCADは一服の動きが確認できます。前日の明確な方向性から再びわかりにくい状況になりつつあります。米国では足元の経済指標が堅調であるため、USDの強さを再び確認する動きになっています。このため、ドルストレートを中心に通貨選択を図っていきたいと思います。

本日は、オーストラリアの失業率、米国の生産者物価指数に注目です。しかし、指標の重要度は低いため、インパクトのある内容でない限り、大きな変化はないものと想定しています。広めのレンジ内で推移しているため、トレンドは限定的と判断しトレードに臨みたいと思います。

今日の環境分析 2023年2月15日

昨日発表された米国の1月の消費者物価指数は、前年同月比で+6.4%と12月よりも伸び率が鈍化したものの、予想を上回る数値となりました。金融引締めのゴールが近づいているものの、インフレの長期化を示唆する結果となりました。これを受けて、USDは変動したものの従来のような大きな動きにはつながりませんでした。全般では、大きな動きは見られないものの、徐々にボラティリティの高まりがみられます。4時間足ではトレンドの確認できる通貨ペアが出てきていることから、徐々に日足ベースのトレンドの確認につながるものと思われます。

通貨相関からは、JPY・EURの弱さ、CAD・AUDの強さが目立ちます。USDは徐々に強さがみられるようになってきました。各通貨ともに日足と4時間足の方向性が連動していることから、足元の動きの継続性が期待されます。強弱感が徐々に明確になりつつあるため、強い通貨と弱い通貨の組み合わせで通貨選択をしていきたいと思います。

本日は、英国の消費者物価指数と米国の小売売上高に注目です。GBPがEUR対比で強さを見せてきており、本日の消費者物価指数の内容がインフレ高止まりを確認するものであれば、GBPの強さが高まることが想定されます。また、米国の小売売上高の内容次第では景気停滞懸念から金利低下の可能性も否定できないため、USDの動きにも注意したいと思います。

今日の環境分析 2023年2月14日

昨日は、JPYの弱さが目立ち、クロス円通貨が大きく上昇しました。昨年末からの円高修正の動きが継続しているものと思われます。日本銀行総裁の後任人事が固まったことで、様々な思惑が市場には反映されてきており、クロス円に関しては方向感のつかみにくい状況にあります。クロス円以外の通貨は全般に小動きに推移しています。本日の米国の消費者物価指数の発表を前に様子見気分が強まっています。

通貨相関からは、昨日に続きCADの強さが目立っています。NZD・AUDなどのマイナー通貨が堅調な動きになる一方で、JPY・EUR・USDのメジャー通貨が相対的に弱い状況にあります。徐々に、強いマイナー通貨と弱いメジャー通貨の構図になりつつあります。この構図が確定するのか、一時的なものなのか、その動向に注目したいと思います。

本日は、米国の消費者物価指数が最大の注目になります。このところ、毎月米国の消費者物価指数の内容で大きく変動しています。今月も値動きには警戒したいと思います。発表までは市場の様子見気分が継続すると思われ、発表後の展開を待ちたいと思います。また、本日は日本のGDPや英国の失業率が発表されます。ともに、今後の金融政策への影響度の高い指標となるため、JPY・GBPの値動きに注意したいと思います。

今日の環境分析 2023年2月13日

週末金曜日は、日本銀行の次期総裁・副総裁の候補者が発表されました。事前に報道されていた候補者と違い、今後の金融政策の思惑の違いからJPYは大きく変動しました。米国金融当局の一部からは金融引締めの長期化発言があり、USDの反発につながりました。カナダでは失業率が発表され、事前予想を上回る好調な結果を受けてCADの堅調さが目立ちました。CAD関連通貨はレンジ内から脱却しており、この流れが継続するのか注目しています。CAD関連通貨以外は、小動きに推移しました。

通貨相関からは、前週の米国に続きカナダでも労働市場の逼迫が確認されたことから、USDとともにCADの強さが目立っています。JPYとAUD以外は日足と4時間足の強弱感が揃っており、足元の動きが継続するのか注目しています。CAD以外は明確な方向性を確認できるまでには到っていないため、CAD関連通貨以外は様子見したいと思います。

今週は、火曜日に発表される米国の消費者物価指数が最大の注目になります。火曜日には、日本のGDPや英国の失業率の発表も予定されており、大きな変動が想定されます。また、政府が日本銀行総裁・副総裁の後任人事を国会に提出します。水曜日には英国の消費者物価指数や米国の小売売上高も発表されます。週を通して、米国を中心に物価関連指標の発表が継続します。個々の内容次第では関連通貨への反応が大きいと思われるので注意しておきたいと思います。本日は、重要な経済指標の発表はありません。明日の米国の消費者物価指数の発表を前に様子見の展開が続くと想定しています。

デイトレードの実績_2023年2月第2週

2月第2週は、9通貨ペアで+368.1pipsとなりました。8回トレードし、7勝1敗、勝率87.5%です。2回トレードを見送っています。今週は、火曜日と水曜日、EURUSD・EURAUDはトレードを行いませんでした。

デイトレードのノウハウについてもチャートに掲載しました。また、見送り場面も表示するようにしました。この1時間足のチャートを見るだけで、判断することができます。ノウハウは個別コンサルティングにて提供しています。ご興味のある方は、お問合せください。

今日の環境分析 2023年2月10日

昨日は、日中に突然流れた日銀総裁の後任人事に関するニュースで、短時間でクロス円が大きな変動を起こしました。今後も日銀総裁の正式決定までは、こうしたニュースに反応する局面が突発的に発生する可能性が想定されます。全般に、日中のボラティリティは高まっていますが、終値ベースでは小動きに推移しています。このため、方向感の乏しさは継続しています。レンジ内の動きと割り切り、スイングトレードは見送りが継続しています。デイトレでは、トレードチャンスが少ないものの、レンジ内と割り切ったトレードを継続しています。

通貨相関からは、再び、USDの弱さが目立ってきました。AUD・JPYの強さも回復してきました。日足と4時間足とで通貨強弱の違いが目立つことから、方向感を探るのが難しい状況です。目先的には通貨単位ではなく、通貨ペア固有の動きに注目した通貨選択が良さそうです。

本日は、オーストラリアのRBAの四半期金融報告に注目です。堅調なAUDの行方を判断していきたいと思います。英国のGDPやカナダの失業率に注目です。なかでもカナダの失業率は、先週の米国の雇用統計との比較からも注目です。米国大陸として労働市場が逼迫しているのか、米国に限定されているのか、北米の労働市場の動向を探るうえで重要です。カナダの労働市場が逼迫しているようであると、金融引き締め減速のトップランナーであるカナダの利下げ開始時期が先延ばしになると判断されるため、足元弱い動きにあるCADの反発につながる可能性も否定できません。