昨日は、前週末の米国雇用統計の好調な結果を受けて、USDが堅調な動きが継続しました。また、日銀総裁の後任に副総裁を打診しているとの報道から、一部に金融緩和が継続するとの判断からJPYが売られました。この結果、USDJPYは1%を超える上昇となりました。しかし、それ以外の通貨は小動きに推移しました。
通貨相関からは、USDの強さが持続し、JPYの弱さが目立っています。また、EURの堅調さも目立ちます。徐々に上位足から下位足までの方向感が揃う動きになってきています。下位足では多くの通貨ペアでトレンドの確認ができるため、日足に波及してくるのか注目しています。
本日は、オーストラリアの政策金利が発表されます。利上げペースは減退しているものの、利上げ継続方針に変化はないため、堅調な展開が想定されます。米国時間には、カナダと米国の金融当局の発言が続きます。金融引き締めのゴールについての言及があるのか否かに注目しています。