米国FRBの+1%の利上げ観測が後退したことで、急激な金融引き締め観測に伴うドル高は調整しました。金融当局の相次ぐ1%利上げを否定する発言が続いたため、+0.75%の利上げに決定しそうです。サプライズが無くなったことでUSDJPYの140円突入は遠のきました。しかし、木曜日の日本銀行の政策金利の発表で金融緩和継続が確認されると、再び円安が加速される可能性も高いと思われます。全般に様子見気分の強い動きとなり、日足ベースでのトレンドを確認するのが難しい局面が続いています。
通貨相関からは、下位足で反転の動きがみられます。USDの弱さ、EURの強さがその象徴的な動きになっています。全般に、方向感の乏しい状況になっており、上位足から下位足まで不揃いな展開になっています。Mark’sTradeでは日足のサインを確認できない状況にあります。方向感のつかみにくい局面の時は見送るのが良いと思います。
本日は、10時30分のオーストラリアのRBA議事録の公表に注目しています。金融政策の内容を確認することで、相対的な強さが遠のいているAUDの方向性を判断する材料になると考えています。また、英国の失業率やBOE総裁の発言に注目です。
今月は、スイングトレードでは分かりにくい局面が続いているので、デイトレード中心にトレードをしています。