今日の環境分析 2022年7月5日

昨日は、週初に加え米国が祝日であったため、閑散とした動きとなりました。方向感のない動きが強まり、トレンドの発生にはつながりませんでした。前日に確認できたクロス円通貨のサインは否定されました。短期足のトレンドも確認できない状況にあるため、レンジ局面としての色合いが強くなっています。

通貨相関からは、JPYの強さが継続しています。徐々に上位足に波及してきており、クロス円通貨の調整の動きは強まっていると思われます。また、USD・CADの強さ、EUR・GBP・AUDの弱さは継続しています。

本日は、13:30にオーストラリアの政策金利が発表されます。金融引き締め策が継続するかに注目ですが、他の先進国同様に景気後退懸念からの金融引き締め策のゴールを警戒する動きが出てきています。足元調整を強めているAUDの動きに注目しています。また、18:30のBOEの金融安定報告書の公表にも注目です。停滞懸念の強める英国経済の動向に注意したいと思います。

(参考)上記内容を音声で確認されたい方はこちら。テスト的に作成してみました。継続するかどうかは未定です。