昨日もクロス円が大きく下落しました。表の前日終値欄の前日比は±1%以上を太字表記していますが、前週後半から太字の通貨ペアが増えています。通常、±1%以上動くと翌日には反動がありますが、このところ継続して動いており、日足ベースでのトレンドの発生を示していると考えられます。
市場全般にボラティリティが高まっており、大きなうねりが見て取れます。USDの継続した強さ、JPYの反転した強さの一方、マイナー通貨の弱さが目立っています。また、GBPも前週末の英国小売売上高の発表以降、さえない展開が続いています。短期足の動きが長期足に波及しており、目先のトレンドの持続性を示していると思われます。
現状、Mark’s Tradeでは、ほとんどの通貨ペアにサインが発生しています。4時間足でも同様です。クロス円やドルストレート通貨の売りサインが目立っています。月末週であるため慎重なスタンスで深追いをしないようにしたいと思います。