今日の環境分析 2022年4月25日

週末は、英国の小売売上高が予想外の低水準となり、個人消費の停滞をしめしたことから、GBPが急落しました。GBP以外でも半数近くの通貨ペアが1%以上変動しており、全般に方向感の転換を暗示しています。このところずっと、短期足の動きは長期足へ波及してきませんでしたが、先週末から波及してきだしました。その典型例がUSDJPYの目先の天井確認の動きだと判断しています。

Mark’s Tradeにおいても、日足では複数の通貨ペアでサインが発出されています。ただ、大きめの陽線・陰線で発生したサインのため、継続性を確認できるのか、エントリーには慎重に臨みたいと思います。

今週は、米国では金融当局がブラックアウト(FOMCメンバーが金融政策について発言禁止)期間に入るため、米国金利は落ち着いた動きが想定されます。一方、日本では木曜日に日銀の政策金利&声明が発表され、同日の日銀総裁の記者会見でのコメントに注目しています。財務大臣が急激な円安への懸念を表明しても、日銀総裁が金融緩和の継続姿勢を示しています。目先は、円安一服の動きになっていますが、日銀総裁の発言次第では再度の円安の可能性も否定できません。

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