今日の環境分析 2023年8月1日

 昨日発表された7月のユーロ圏消費者物価指数は、前年比+5.3%となり伸び率は3か月連続で減少となったものの、インフレ基調の高止まりを確認する結果となりました。一方、同時刻に発表された第2四半期GDPは年率換算+1.1%と3四半期ぶりにプラスとなりました。利上げに伴う景気への悪影響が懸念されますが、ECBの利上げ継続を支えるものとなりそうです。先週末の日銀の政策修正を受けて、大手銀行が住宅ローンの固定金利を引き上げました。これから徐々に金利上昇の動きが顕著になると思われます。しかし、目先のJPYは材料出尽くしと判断されたのか円安傾向が強まっています。多くのクロス円通貨が上昇しました。しかし、トレンドを確認するまでの動きにはなっておらず、Mark’s Tradeのスイングでは7月後半以降、まったくポジションを保有できない状況が続いています。

 通貨相関からは、下位足でJPYの弱さが際立ちました。また、EUR・GBPも反転の動きから弱い展開となりました。逆に、CAD・NZDの反発の動きが目立っています。方向感のない動きが続いており、月初でもあることから様子見したいと思います。ただし、政策金利の発表されるAUDの動きには警戒したいと思います。発表後の動き次第ではAUD関連通貨に注目できるかもしれません。

 本日は、オーストラリアの政策金利に注目です。市場では利上げと据え置きの見方が拮抗しており、発表後のAUDの動きに注意したいと思います。また、ISM製造業景況指数にも注目です。今週は金曜日の雇用統計を筆頭に米国の労働統計の発表が多く、JOLTSの求人統計にも注目しておきたいと思います。

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