今日の環境分析 2023年1月31日

昨日も、方向感のない展開となり、終値では小動きの結果となりました。しかし、日中のボラティリティは高まり、片方に大きく動き出す気配をみせても否定する動きをみせるなど、レンジ内の動きを脱するにまでは至らず、方向感を探る展開にあると思われます。

通貨相関からは、USDの弱さやAUDの強さが一服し、JPY・EURの弱さやNZDの強さが続いています。4時間足が日足に連動しようとすると否定する動きがみられるなど、方向感を模索しています。通貨の強弱を判断するのが難しい局面にあるため、明後日以降の経済指標の発表を待ちたいと思います。

本日は、オーストラリアの小売売上高や中国のPMIに注目です。AUDの方向感を決定づけるかもしれません。また、欧州とカナダのGDPやドイツの消費者物価指数が発表されます。明後日以降の経済指標に比べるとインパクトは低いですが、ともに重要な経済指標です。EUR・CADの動きに注意したいと思います。