今日の環境分析 2023年1月3日

あけまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年末から年始にかけては、大きな動きはありませんでした。昨日は、ほとんどの金融市場が閉まっている中でFX市場は開場していましたが、クロス円が前年末からの動きを継続し、若干の下落が目立つ程度でした。スプレッドが大幅に乖離しているため、上下のブレの大きい値動きとなり、トレードには適さない環境になっていました。

通貨相関からは、上位足から下位足まで揃った動きになっています。JPYの強さが継続しています。日本はやっと金融緩和からの脱却が始まったばかりであることから、他の先進国の金融引き締めのペースの鈍化に伴い、JPYの相対的なモメンタムの強さを意識する年になりそうです。

今週は、水曜日に米国のISM製造業景況指数、木曜日未明のFOMC議事録公表、金曜日の米国の雇用統計に注目です。米国の金融引き締めのゴールを判断する材料として警戒したいと思います。本日は、日本とニュージーランドが祝日で金融市場は休場となります。しかし、朝8時時点で懸念していたスプレッドの拡大は見られないため、昨日とは違いデイトレにおいてはトレードチャンスが出てくるものと思われます。欧州時間の新年相場の展開に期待と思います。